開幕からの不振が主因となって解任決断
現地時間11月29日、プレミアリーグのアーセナルは、スペイン人指揮官のウナイ・エメリを解任したことを正式に発表した。
昨夏におよそ22年に及んだ長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲルの仕事を引き継いだエメリは、就任1年目をプレミアリーグ5位、さらにヨーロッパリーグ(EL)準優勝という成績を残した。
しかし、真価が問われた今シーズンで、アーセナルは開幕から低迷。第13節を消化した時点で、CL出場圏内からは8ポイント差をつけられ、そのちぐはぐな戦いぶりにはファンやメディアから非難の声が上がっていた。
現地時間11月28日に本拠地エミレーツ・スタジアムで行なわれたELのグループステージ第5節で、フランクフルトに、鎌田大地の2ゴールで逆転負けを喫したことで、チームも見切りをつけたようだ。クラブの公式声明には、今回の解任に至った理由として、「結果とパフォーマンスが必要なレベルにない」と綴っている。
昨夏におよそ22年に及んだ長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲルの仕事を引き継いだエメリは、就任1年目をプレミアリーグ5位、さらにヨーロッパリーグ(EL)準優勝という成績を残した。
しかし、真価が問われた今シーズンで、アーセナルは開幕から低迷。第13節を消化した時点で、CL出場圏内からは8ポイント差をつけられ、そのちぐはぐな戦いぶりにはファンやメディアから非難の声が上がっていた。
現地時間11月28日に本拠地エミレーツ・スタジアムで行なわれたELのグループステージ第5節で、フランクフルトに、鎌田大地の2ゴールで逆転負けを喫したことで、チームも見切りをつけたようだ。クラブの公式声明には、今回の解任に至った理由として、「結果とパフォーマンスが必要なレベルにない」と綴っている。
また、公式サイトで、クラブの幹部の一人であるジョシュ・クロンケは、次のようなメッセージを発信している。
「私たちは、クラブの競争力を私たち全員が期待し、要求したレベルにまで戻そうと、尽力してくれたウナイとその仲間に感謝したい。我々は彼のチームが別の道で成功することを願っている」
気になるのは、後任人事だ。アーセナルは当面の間は、クラブのOBであり、2011年から1年間だけ清水エスパルスでもプレーしたフレドリック・ユングベリをアシスタントコーチから暫定監督に昇格させると発表している。
スペインの智将をシーズン中に見切って、新たな舵を切ったアーセナル。果たして、この決断は吉と出るのか、凶と出るのか。現地時間12月1日に敵地で行なわれるノーリッジ戦(プレミアリーグ第14節)でのパフォーマンスに注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部