AZはEL決勝T進出が決定
現地時間11月28日、ヨーロッパリーグ(EL)第5節が行なわれ、U-22日本代表DFの菅原由勢が所属するAZ(オランダ)と、日本代表FWの浅野拓磨が所属するパルチザン(セルビア)が対戦。2-2のドローに終わったが、勝点1を獲得したAZは、グループステージ1試合を残して、決勝トーナメント進出を決めた。
日本人対決が実現したこの一戦で、パルチザンの浅野は先発し、16分に先制ゴールを決める活躍。また、AZ菅原は60分からピッチに登場して積極的に走り回り、終了間際の同点弾に絡むなど、こちらも存在感を発揮した。
ところが、決勝T進出を決めた菅原に思わぬ”悲劇”が……。
試合終了後にクラブの公式SNSは、「素晴らしいファンとプレーヤー!ホームの雰囲気!」というコメントとともに、決勝Tを決めた選手たちが、大勢のサポーターをバックに撮影した、歓喜の集合写真を投稿したのだが、菅原の姿がなかったのだ。
日本人対決が実現したこの一戦で、パルチザンの浅野は先発し、16分に先制ゴールを決める活躍。また、AZ菅原は60分からピッチに登場して積極的に走り回り、終了間際の同点弾に絡むなど、こちらも存在感を発揮した。
ところが、決勝T進出を決めた菅原に思わぬ”悲劇”が……。
試合終了後にクラブの公式SNSは、「素晴らしいファンとプレーヤー!ホームの雰囲気!」というコメントとともに、決勝Tを決めた選手たちが、大勢のサポーターをバックに撮影した、歓喜の集合写真を投稿したのだが、菅原の姿がなかったのだ。
当の菅原は、試合後に「俺ドコだ?」と泣き笑いの絵文字入りでコメント。現地でもすっかり愛されキャラとなった日本人プレーヤーに対し、サポーターは「迷子?」、「サポーター席にいるでしょ!」、「ニンジャだから見えない」などの反応を寄せている。
さらに、菅原は自身のインスタグラムでも”ネタ”にしており、ストーリー(24時間で消えてしまう投稿)では、自身不在の写真を投稿したうえで「スガワラはどこにいるでしょう?」とファンに逆質問。「トイレ」「日本」「自宅」「ドーピング検査」と4択のアンケートを設け、ファンの笑いを誘っている。
ちなみに、不在だった理由はドーピングチェックのため、というのが真相のようだ。
Twitterでは「ヨーロッパリーグ、グループステージ突破!最後まで闘うことで得た結果!チームを誇りに思います! だけどドーピングコントロールのせいで最後の良い写真写れないのは聞いてない」(原文ママ)と悔しい本音を覗かせている。
今季のAZはエールディビジでも好調を維持しており、目下リーグ戦で4連勝、2位につけている。今後は、12月1日にVVV、7日には同じU-22日本代表の中山雄太が所属するズウォーレと対戦し、12日に行なわれるEL第6節では、オールド・トラフォードでマンチェスターユナイテッドと対戦する。
過密日程のため、ベンチスタートの多い菅原にも、ローテーションで先発する機会が回ってきそうだ。ELでは、第3節のアスタナ戦でゴールを決めるなど、欧州でぐんぐんと成長している19歳の活躍に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部