バルサがリバプールに敗れた後、直接電話をしたという
フランスのサッカー専門誌『france footbal』は、今夏におけるネイマールのバルサ復帰の舞台裏を詳細に伝えている。移籍の動機は、やはりリオネル・メッシからの働きかけが大きかったようだ。
バルセロナからパリ・サンジェルマンに史上最高額の2億2200万ユーロ(約284億円/当時)で移籍を果たしたネイマール。今夏、スペイン復帰を強く希望していたがクラブ間の交渉がうまくまとまらず、かつ宿敵レアル・マドリーまでもが獲得合戦に乗り出すなど、状況が二転三転した末に、パリSGに残留している。
そのネイマールを突き動かしたものとして、同誌はメッシからの電話があったと明かした。バルセロナは昨季のチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝でリバプールと対戦し、衝撃的な逆転劇で敗北を喫した。その後、メッシはネイマールに電話をし、このように伝えたという。
「君が居ないと、CLに勝つことはできない」「どうか戻ってきてほしい」「僕はあと2年くらいでクラブを去るだろう。それ以後は君が10番。好きにできるはずだ」
この言葉でネイマールはバルセロナ復帰を決意し、今夏に移籍を成立させたいと強く願っていたようだ。ただ、パリSGのチームメイトであるマルコ・ヴェラッティとキリアン・エムバペは「君が去る必要はない」と引き留めたという。
バルセロナからパリ・サンジェルマンに史上最高額の2億2200万ユーロ(約284億円/当時)で移籍を果たしたネイマール。今夏、スペイン復帰を強く希望していたがクラブ間の交渉がうまくまとまらず、かつ宿敵レアル・マドリーまでもが獲得合戦に乗り出すなど、状況が二転三転した末に、パリSGに残留している。
そのネイマールを突き動かしたものとして、同誌はメッシからの電話があったと明かした。バルセロナは昨季のチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝でリバプールと対戦し、衝撃的な逆転劇で敗北を喫した。その後、メッシはネイマールに電話をし、このように伝えたという。
「君が居ないと、CLに勝つことはできない」「どうか戻ってきてほしい」「僕はあと2年くらいでクラブを去るだろう。それ以後は君が10番。好きにできるはずだ」
この言葉でネイマールはバルセロナ復帰を決意し、今夏に移籍を成立させたいと強く願っていたようだ。ただ、パリSGのチームメイトであるマルコ・ヴェラッティとキリアン・エムバペは「君が去る必要はない」と引き留めたという。
また、8月27日にはバルセロナ側とパリSG側が話し合いの場を設け、パリSGのレオナルドSDは10番の売却に前向きな姿勢を見せていたが、ゼネラルマネージャーのジャン・クロード・ブラン氏は売却を拒否するなど、内部でも意見が割れていたという。この時点で、ネイマールは、今季をパリSGでプレーすることを覚悟していたようだ。
メッシとネイマールの願いは叶わなかったが、来夏に向けて、バルセロナが再びネイマールの獲得を目指す動きがあることは既報の通り。同誌は「決して途絶えることのない可能性だ」と指摘している。
そんななか、CLグループステージ第5戦でパリSGはレアル・マドリーと対戦する。今季初のCLメンバーに招集されたネイマールは、バルサの“宿敵”のホーム、サンティアゴ・ベルナベウでグループステージ5連勝に挑むことになる。
さまざまな因縁が絡むスペインでのプレーで、エースは自らの価値を証明できるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部