「世界に目を向けろ」と指摘
セレソンを世界王者に導いたレジェンドが、いまだ燻り続けている同胞の去就問題に持論を展開した。
今夏の移籍市場で大きな話題を呼んだのが、ブラジル代表FWネイマールの古巣バルセロナへの復帰騒動だ。様々な憶測記事が飛び交い、すったもんだの挙げ句、所属するパリ・サンジェルマンに残留することになった。
獲得資金のないバルサは、ジャン=クレア・トディボ、イバン・ラキティッチ、ウスマンヌ・デンベレらをオペレーションに含めて、このディールを取りまとめようとしたが、パリ・サンジェルマンが拒否し、交渉は暗礁に乗り上げていた。
最終的に残留をしたものの、ネイマールはバルサ復帰を望んだことが事実であることを仄めかしたため、いまだ退団の可能性は燻り続けている、
今夏の移籍市場で大きな話題を呼んだのが、ブラジル代表FWネイマールの古巣バルセロナへの復帰騒動だ。様々な憶測記事が飛び交い、すったもんだの挙げ句、所属するパリ・サンジェルマンに残留することになった。
獲得資金のないバルサは、ジャン=クレア・トディボ、イバン・ラキティッチ、ウスマンヌ・デンベレらをオペレーションに含めて、このディールを取りまとめようとしたが、パリ・サンジェルマンが拒否し、交渉は暗礁に乗り上げていた。
最終的に残留をしたものの、ネイマールはバルサ復帰を望んだことが事実であることを仄めかしたため、いまだ退団の可能性は燻り続けている、
そんなセレソンの至宝にアドバイスを送ったのが、元ブラジル代表のリバウドだ。かつてバルセロナで10番を背負っていた天才レフティーは、英衛星放送『Sky Sports』の取材で、「私はネイマールを大いに信じている」と語ったうえで、次のように続けた。
「しかし、彼はパリ・サンジェルマンを去らないといけない。パリ・サンジェルマンは素晴らしいクラブだが、ネイマールのレベルにあったクラブではない。彼のレベルこそがパリがどんな手を尽くしてでも残そうとした理由だからね」
では、リバウドはどのクラブがネイマールにふさわしいと考えているのか? 元ブラジル代表MFは、次のように続けている。
「私が思うにより高みに行くべきだと思う。世界に目を向けるべきなんだ。皆、バルセロナに関することだけを話しているが、レアル・マドリーやイングランドのビッグクラブ、それからドイツの何クラブかも良いと思う。
とにかくチャンピオンズ・リーグで勝利した歴史や勝つ可能性のあるクラブへ行くべきだ。彼が欧州で勝利し、世界大会でも勝てたならば、世界最高の選手になるのは簡単になるはずだ」
果たして、偉大なる先達の言葉は、ネイマールに届くのか。世界的スーパースターの去就からは、今後も目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部