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【橋本英郎】FC今治が来季J3へ!今季加入の僕が見た“山あり谷あり”の昇格ロード&感動フィナーレ

カテゴリ:Jリーグ

橋本英郎

2019年11月13日

JFL開幕戦に先発出場も、直後にいきなりの2か月離脱…

昇格を決めたFCマルヤス岡崎戦で、橋本が決勝点を叩き出す。大仕事をやってのけた。写真:FC今治

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 今年、僕が完全移籍で加入したFC今治が、J3昇格を決めました!

 このチームは、ご存じの方も多いかと思いますが、元日本代表監督の岡田武史さんが会長を務めるクラブです。愛媛県今治市という地方都市からいかにしてJリーグに上がっていくのか。そして、世界を目指すのか!?  そんな壮大な未来、夢を持ったクラブだと岡田さんからお聞きして、このクラブの未来を作るひとつのピースになってみる決断を昨年末にしました。

 また、妻の実家がクラブのホームタウン、今治市の隣町、越智郡上島町だったという縁も決断するうえでの理由のひとつでした。

 そして、チームを昇格へ導くというミッションを自分に課して臨んだ今シーズン。3試合を残して昇格という結果を掴むことができました。

 そんな1年を、ここで振り返ってみたいと思います。

――◆――◆――

 3月、JFL開幕戦は先発を飾ることができましたが、古傷の膝の調子が良くなく、なんとかプレーは続けている状況でした。そうしたなかで、練習中に新しい怪我をしてしまい、プレーを続けられなくなってしまいました。

 その期間は、まるまる2か月……。

 クラブに無理を言って、京都では有名なリハビリとトレーニングを併せてこなせる施設に毎日のように通い、リハビリをしました。

開幕直後に2か月の負傷離脱。リハビリを経て、昇格の時をピッチで迎えた。写真:FC今治

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 チームのほうはというと、5月のゴールデンウィーク中に今季初黒星。また天皇杯では松山大学に負け、愛媛県予選で敗退。チームとして苦しい時期を過ごしていましたが、自分はまだリハビリ中で、チームの力になれず焦る気持ちもありました。

 6月頭に試合のメンバー入りが可能になるところまで回復しましたが、チームもフォーメーションを変えるなどテコ入れを続け、苦しんでいました。

 そんななかで、自分自身が試合復帰した頃から徐々にではありますが、内容が伴わないなかでも結果を手繰り寄せられる時期が来て4連勝。

 勢いのついたままアウェーHONDA FCと中断前最後の試合。チームとして良い状態になって来ていただけに試合をしたかったのですが、当日は台風の影響で急きょ順延。

 結果的には苦しんだ前半戦でしたが、リーグとしては1敗での折り返し。天皇杯の敗退やゴールデンウィークの負けをはじめ、引き分けも多くなり、勝ち切れない試合が増えていましたが、なんとか首位を狙える順位で前半戦を終えられました。
 
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