セリエA10節には物議を醸す判定が多く…。
VARが導入されて以降もセリエAでは、レフェリーの判定を巡る議論が尽きることはない。現地時間10月29~31日に行われた10節でも、物議を醸すシーンがいくつもあった。
例えばナポリはアタランタ戦の85分、フェルナンド・ジョレンテがペナルティーエリア内で敵DFに抱き付かれるよう形で倒れたがPKを得られず。その直後に同点ゴールを浴びて2-2で引き分けた。レフェリーに強く抗議したカルロ・アンチェロッティ監督はレッドカードを食らっている。
またローマはウディネーゼ戦で、そこまで激しくなかったチャージでフェデリコ・ファシオが1発レッドカードを提示された。4-0で勝利して結果には直結しなかったとはいえ、微妙なレフェリングだったことは間違いない。
その一方でユベントスはジェノア戦で、試合終了間際にクリスチアーノ・ロナウドがペナルティーエリア内で倒される。やや微妙なシーンだったがPKと判定され、この1点が決勝ゴールとなり2-1で勝利した。
ユベントスは2006年にカルチョポリ(審判操作も含む一大八百長スキャンダル)が発覚し、優勝剥奪やセリエB降格の処分を受けて以降も、「レフェリーに優遇されている」との声が少なくなく、セリエA10節の数々のエピソードで余計にそれが助長される形となった。
例えばナポリはアタランタ戦の85分、フェルナンド・ジョレンテがペナルティーエリア内で敵DFに抱き付かれるよう形で倒れたがPKを得られず。その直後に同点ゴールを浴びて2-2で引き分けた。レフェリーに強く抗議したカルロ・アンチェロッティ監督はレッドカードを食らっている。
またローマはウディネーゼ戦で、そこまで激しくなかったチャージでフェデリコ・ファシオが1発レッドカードを提示された。4-0で勝利して結果には直結しなかったとはいえ、微妙なレフェリングだったことは間違いない。
その一方でユベントスはジェノア戦で、試合終了間際にクリスチアーノ・ロナウドがペナルティーエリア内で倒される。やや微妙なシーンだったがPKと判定され、この1点が決勝ゴールとなり2-1で勝利した。
ユベントスは2006年にカルチョポリ(審判操作も含む一大八百長スキャンダル)が発覚し、優勝剥奪やセリエB降格の処分を受けて以降も、「レフェリーに優遇されている」との声が少なくなく、セリエA10節の数々のエピソードで余計にそれが助長される形となった。
しかし、ユベントスの司令塔ミラレム・ピャニッチは、そうした声に反論。『トゥットスポルト』紙のインタビューの中でこう語った。
「審判のせいで負けることなんてありえない。それは単なる言い訳さ。敗戦して頭に血が上っていれば、何か言いたくなることもある。自分ではなく誰かを非難するのは簡単だろう。でも、それは正しいのかな? レフェリーだって僕たちと同じく人間で、時には間違いを犯す。いまはVARもあるしね。気にするに値しない話だね」
ピャニッチを怪我で欠いたジェノア戦でユベントスは、途中出場のアドリアン・ラビオがイエローカード2枚で退場。それもあってボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFは、「やっぱりユベントスだけが優遇されている」との声は間違っているとの見解を示した格好だ。
現地時間11月2~3日のセリエA11節では、余計にレフェリングに注目が集まりそうだ。
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
「審判のせいで負けることなんてありえない。それは単なる言い訳さ。敗戦して頭に血が上っていれば、何か言いたくなることもある。自分ではなく誰かを非難するのは簡単だろう。でも、それは正しいのかな? レフェリーだって僕たちと同じく人間で、時には間違いを犯す。いまはVARもあるしね。気にするに値しない話だね」
ピャニッチを怪我で欠いたジェノア戦でユベントスは、途中出場のアドリアン・ラビオがイエローカード2枚で退場。それもあってボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFは、「やっぱりユベントスだけが優遇されている」との声は間違っているとの見解を示した格好だ。
現地時間11月2~3日のセリエA11節では、余計にレフェリングに注目が集まりそうだ。
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部