日本サッカー界のレジェンドも、歴史的快挙に興奮を隠せない。

　日曜日に横浜国際総合競技場で開催されたラグビーワールドカップのプールＡ最終戦で、日本代表は天敵スコットランドを相手に鮮烈の４トライを決め、28対21で快勝。見事４連勝を果たし、史上初となるベスト８進出を決めた。

　６万を超える大観衆を集めたスタジアムには、横浜FC所属の元日本代表FW三浦知良と、妻でタレントの三浦りさ子さん夫妻も駆け付けた。りさ子さんが自身のブログで報告している。

「昨日は歴史的ラグビーワールドカップベスト8への試合！
感動しました（笑い泣きの絵文字）！！！！！！！！
主人がリポビタンDのお仕事をしている関係から大正製薬さんから招待していただき、
念願の生観戦！
本当に素晴らしい試合を観れて興奮しました！」

　そして「まだまだ上を目指して上を向いているラグビー日本代表、応援しています。ガンバレ日本！」と綴り、「四年前に松島選手から頂いたというユニフォームを持参で応援する主人！」との一文を添えて、スーツでビシっと決めたキングカズが、桜のジャージを手に満面の笑みを浮かべる貴重ショットを掲載した。

 

　元サッカー少年のラグビー日本代表WTB松島幸太朗にとって、カズはやはり憧れの存在だ。４年前、ワールドカップ・イングランド大会で南アフリカを下す“ブライトンの奇跡”を起こしたあと、10月に横浜FCのゲームを観戦。その際にキングと対面し、それぞれのユニホームを交換していたのだ。

　現在Ｊ２で４位につけ、熾烈な昇格レースの渦中にある横浜FC。三浦は今季ここまで２試合に出場しており、前節の柏レイソル戦では出番こそなかったもののベンチ入りを果たしている。世紀の一戦となったスコットランド戦で特大の刺激を受けた52歳が、残る７戦でどんなパフォーマンスを披露するのかにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部