オーバメヤンの「ピエロ」発言に…
アーセナルのピエール=エメリク・オーバメヤンと、その古巣ドルトムントの舌戦は、まだ終わらない。
事の発端は、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが、ドイツ紙『Suddeutsche Zeitung』で、「彼はきっと、銀行口座を見て喜んでいるんだろう。だが、チャンピオンズ・リーグの試合をテレビで見なければならないミッドウィークは悲しい気分なんじゃないか?」と話したことにあった。
この発言に対し、オーバメヤンは、「ドルトムントを去った本当の理由を言わないほうが、あなたにとっては良いだろうな。ミスター・ヴァツケ、あなたはピエロだ」と反論。ドルトムントがバルセロナにウスマンヌ・デンベレを売却したことを引き合いに出し、古巣のCEOを皮肉った。
「あなたは絶対にウスマンヌを売らないと言っていたのに、1億ポンド(約140億円)以上の金を見るや、真っ先に金を取ったことを覚えているよ。こんなところで金のことは話さないでほしい! そして頼むから僕のことを放っておいてくれよ」
事の発端は、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが、ドイツ紙『Suddeutsche Zeitung』で、「彼はきっと、銀行口座を見て喜んでいるんだろう。だが、チャンピオンズ・リーグの試合をテレビで見なければならないミッドウィークは悲しい気分なんじゃないか?」と話したことにあった。
この発言に対し、オーバメヤンは、「ドルトムントを去った本当の理由を言わないほうが、あなたにとっては良いだろうな。ミスター・ヴァツケ、あなたはピエロだ」と反論。ドルトムントがバルセロナにウスマンヌ・デンベレを売却したことを引き合いに出し、古巣のCEOを皮肉った。
「あなたは絶対にウスマンヌを売らないと言っていたのに、1億ポンド(約140億円)以上の金を見るや、真っ先に金を取ったことを覚えているよ。こんなところで金のことは話さないでほしい! そして頼むから僕のことを放っておいてくれよ」
欧州でも指折りの名門ドルトムントの幹部を「ピエロ」呼ばわりしたことで、オーバメヤンのツイートは欧州各地で報じられた。それを受け、今度はドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDが反論している。
英メディア『talkSPORT』によると、ツォルクSDはオーバメヤンのツイートについて「間違えたトーンで間違えた言葉選びという感じだ。ヴァツケは何も悪いことを言っていない」と述べた。
「オーバがドルトムントにいた4年半、我々はつねに彼を支えた。難しい状況であってもね。その意味では、どうして彼がこのように強く、大げさなリアクションをしたのか、その理由が理解できない」
ヴァツケCEOの発言は選手の気分を害してもおかしくないと思われるが、ツォルクSDの考えは異なるようだ。オーバメヤンは同SDのコメントをどのように受け止めただろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部