天野純と小池龍太のいるロケレンとの一戦で輝きを放つ
日本サッカー界期待の俊英がベルギーで異彩を放った。
現地時間9月26日、ベルギー・カップの6回戦が行なわれ、1部のロイヤル・アントワープと2部ロケレンが対戦。延長戦までもつれこんだ一戦は、4-2で前者が勝利した。
アントワープの三好康児、ロケレンの天野純と小池龍太の日本人対決にも注目が集まった一戦。そこで存在感を示したのは、三好だった。
まずは1-1で迎えた33分、ラムケル・ゼのスルーパスに抜け出してゴール前へ飛び出した三好は、相手GKの動きを見極めてから、冷静に左足で逆転ゴールを決める。
この夜の三好は冷静沈着な一撃にとどまらない。2-2で延長戦に突入した98分に再び見せ場を作る。味方のハリス・ハルーンが放ったシュートを相手GKが弾き出すと、そのこぼれ球を角度のないところから押し込み、値千金の勝ち越しゴールを奪ったのだ。
現地時間9月26日、ベルギー・カップの6回戦が行なわれ、1部のロイヤル・アントワープと2部ロケレンが対戦。延長戦までもつれこんだ一戦は、4-2で前者が勝利した。
アントワープの三好康児、ロケレンの天野純と小池龍太の日本人対決にも注目が集まった一戦。そこで存在感を示したのは、三好だった。
まずは1-1で迎えた33分、ラムケル・ゼのスルーパスに抜け出してゴール前へ飛び出した三好は、相手GKの動きを見極めてから、冷静に左足で逆転ゴールを決める。
この夜の三好は冷静沈着な一撃にとどまらない。2-2で延長戦に突入した98分に再び見せ場を作る。味方のハリス・ハルーンが放ったシュートを相手GKが弾き出すと、そのこぼれ球を角度のないところから押し込み、値千金の勝ち越しゴールを奪ったのだ。
アントワープの16強進出に大きく貢献した三好には、地元メディアからも称賛の声が上がっている。
地元紙『Gazet van Antwerpen』は、「ミヨシがアントワープを勝利に導いた。強き日本人は、その本能を見せつけた」と絶賛し、さらに次のように続けた。
「後半から強まった雨ですらミヨシを止めることはできなかった。すでに1点を決めていた彼は貪欲にゴールを狙い続け、延長戦でリバウンドしたボールを見事に押し込んだ。出場3試合で3ゴール。雇われたばかりの兵にとって悪いデータではないと言える」
また、出色のパフォーマンスを披露したことで、アントワープのサポーターたちからも賛辞が集まっており、クラブの公式ツイッターには、「最高の補強だ」や「なんて素晴らしいゴールだ」「コウジを誇りに思う」といったコメントが寄せられた。
今夏からベルギーで研鑽を積んでいる三好は、欧州の舞台で上々のスタートを切っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部