今シーズン初ゴールで波に乗る
昨夏にロシアの名門CSKAモスクワに加入した西村拓真が、現地時間9月25日に行なわれたカップ戦で先発。2ゴールを決め、ベスト16進出に貢献した。
アラニア・ウラジカフスとのアウェー戦に臨んだCSKAモスクワは、2分にPKで先制点を挙げるも、20分に失点。1-1で迎えた34分、勝ち越し点を奪ったのが西村だった。
味方の縦パスに合わせてDFの裏に抜け出し、GKと1対1になると、冷静にGKの股を抜き、ネットを揺らした。
今季初ゴールで波に乗った西村は、その後も積極的に裏へ飛び出す動きを繰り返す。そして72分、敵最終ラインの後方のスペースを突き、GKを落ち着いてかわしてダメ押し点をゲットした。
試合はそのまま3-1で終了。86分までプレーした西村の活躍で、CSKAモスクワはベスト16へと駒を進めた。
アラニア・ウラジカフスとのアウェー戦に臨んだCSKAモスクワは、2分にPKで先制点を挙げるも、20分に失点。1-1で迎えた34分、勝ち越し点を奪ったのが西村だった。
味方の縦パスに合わせてDFの裏に抜け出し、GKと1対1になると、冷静にGKの股を抜き、ネットを揺らした。
今季初ゴールで波に乗った西村は、その後も積極的に裏へ飛び出す動きを繰り返す。そして72分、敵最終ラインの後方のスペースを突き、GKを落ち着いてかわしてダメ押し点をゲットした。
試合はそのまま3-1で終了。86分までプレーした西村の活躍で、CSKAモスクワはベスト16へと駒を進めた。
現地局『Вести』は「ニシムラの2ゴールがCSKAを勝ち上がらせた」と、2ゴールを挙げた殊勲者を称賛。また、スペイン紙『LA VANGUARDIA』は「CSKAのBユニットでタクマ・ニシムラは自らの価値を証明した」として、次のように綴った。
「次節のヨーロッパリーグ(EL)でエスパニョールと対戦するロシアのCSKAモスクワは、ロシア・カップのベスト16に進出。タクマ・ニシムラの2ゴールでアラニア・ウラジカフカズを打ち破り、チームを次のフェーズに引き上げることに成功した。
ヴィクトル・ゴンチャレンコのチームは、EL初戦でツドゴレツに1-5で敗れた後、チームの立て直しが急務となっていた。そんななか、指揮官は若い選手たちにチャンスを与え、それが功を奏しているようだ。この試合で先発した選手たちの平均年齢は21歳。2ゴールを叩き込んだ西村をはじめ、彼らは指揮官の“テスト”に合格したといえるだろう」
CSKAモスクワは、9月28日にアウェーでウラル・エカテリンブルクとのリーグ戦を戦い、10月3日に行なわれるEL第2節でエスパニョールと対戦。さらに中1日でロストフとのゲームが待っている。過密日程が続くことから、再び西村に先発のチャンスが巡ってくる可能性は高そうだ。
この2ゴールで、早くも昨季の得点数に並んだ日本人アタッカーの今後に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部