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ポルト中島翔哉がキレキレのアシストで先制点を演出! MOMの活躍でカップ戦勝利の立役者に

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年09月26日

鋭いドリブルで攻撃陣を牽引

先制点を演出しただけでなく、キレキレのドリブルで会場を沸かせた中島。 (C) Getty Images

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 現地時間9月25日、ポルトガルのリーグカップ「タッサ・ダ・リーガ」のグループステージ第1戦が行なわれ、ポルトは3日前にリーグ戦でも対戦したばかりのサンタ・クララと対戦した。

 ポルトのセルジオ・コンセイソン監督は、前線のゼ・ルイスやムサ・マレガらを先発から外し、ツートップには17歳のファビオ・シルバとソアレスを起用。その後方のトップ下に中島を配した。

 その中島は、開始2分でドリブルで切り込み、挨拶代わりのシュートを放つ。これは右ポスト上にわずかに外れるが、試合開始から存在感を示した。

 その後も左右に精力的に走り回り、30分には右サイドから持ち込んでDFをふたりを十分に引き付けてから、中央にパス。ボールを受けたソアレスはそのままシュートに持ち込んだ。残念ながらゴール左に外れたものの、決定機を次々に演出する。

 一方でディフェンスへの意識も失わず、時間が経つにつれて中島の動きはキレを増した。そして前半アディショナルタイム、最終ラインからのロングフィードを左サイドに流れながら受けると、右足でフェイントをかけながら身体を反転させ、すかさず左足で中央に鋭いクロスを送る。これに走り込んできたディエゴ・レイテが頭で合わせ、先制点を挙げた。

 このアシスト以外にも、前半のほぼすべてのチャンスの起点となった10番に対し、サンタ・クララは、後半開始早々から激しいチェックで臨む。中島の胸に敵DFの膝が直撃して倒れ込む姿も見られた。

 しかし日本代表MFは怯まず、54分には、今度は左サイドから、触ればゴールという絶妙なクロスを送り込むなど、精力的に前線に絡む。

 73分には自陣でボールを受けると、鋭い切り返しでDF3枚をはがして前に運ぶキレキレのドリブルで敵陣へ突進。ホームのサポーターが「ナカ!」「エクセレント!」と声をあげるなど、会場を大いに沸かせた。

 試合終了までに攻守に動き回った中島は、90分フル出場で1-0の勝利に貢献。サポーター投票で決まるマンオブ・ザ・マッチにも選出されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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