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「クボは図太さを見せたけれど…」リーガデビューの久保建英にスペイン紙は辛めのジャッジ

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年09月02日

同い年のイ・ガンインと6年越しの再戦実現

バレンシア戦の終盤に登場してリーガデビューを飾った久保。孤軍奮闘したものの好機を創出するには至らなかった。(C)Getty Images

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 日本代表FW久保建英がついに、リーガデビューを飾った。
 
 現地9月1日、ラ・リーガ1部第3節、バレンシア対マジョルカの一戦だ。移籍後初のメンバー入りを果たした久保は、0-2で迎えた78分にピッチに投入される。果敢なプレスで相手選手をチェックし、ボールを持てば基点にならんと奮闘したものの、マジョルカの攻撃にアクセントを加えるには至らない。見せ場は作れず、ややホロ苦のデビュー戦となった。
 
 そんななか、スペイン全国紙の『MARCA』と『AS』は揃って、久保とイ・ガンインの“再戦”を取り上げた。84分に送り出されたバレンシアの韓国代表MFにとっても、この試合が今季初出場。同じ18歳同士の日韓スターは、2013年の国際トーナメント決勝(バレンシア対バルセロナ戦)でジュニアチームの一員として対決した。試合前から6年越しのリマッチに関心を寄せていた両紙が、ゲーム終盤の6分間に実現した競演をフィーチャーしたのである。
 
『MARCA』紙は「ふたりの将来を約束された逸材が、12歳の時以来の再会を果たした。試合の趨勢はほぼ定まっていたが、両選手ともに精力的なプレーを披露。試合後は軽く健闘を称え合っていた」と当たり障りなく綴ったのに対して、『AS』紙はより踏み込んだ論調を展開した。
 
「アジアを代表するふたりのヤングタレントが、同時に今季初出場を遂げた。バレンシアにとってもマジョルカにとっても、今季を語るうえで小さくない出来事だろう。ホームの大歓声を受けて登場したイ・ガンインは、さっそく最初のプレーで鋭いパスを通してスタンドを沸かせるなど、短い時間ながらも溌溂としたパフォーマンスを繰り返した。かたやクボは、図太いところは見せたものの、少し消え気味で存在が希薄だったと言わざるを得ない」

 
 マジョルカ攻撃陣に気迫が感じられないなか、久保は果敢に右サイドでチャレンジを続けていたが、『AS』紙はそれも空回りとジャッジしたのだ。いずれにせよ、待望の第一歩をしるしたワンダーキッド。新たな挑戦は始まったばかりだ。

 はたして週明けに合流する森保ジャパンでは、どんなパフォーマンスを示してくれるのか。9月5日のパラグアイ戦と同10日のミャンマー戦に注目だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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