J２リーグは８月25日、各地で29節の３試合が開催された。首位の柏は岐阜に快勝、一方の２位・大宮は愛媛に敗れて、勝点差が９に広がった。

　柏は敵地で岐阜と対戦し、７分にクリスティアーノの強烈なシュートで先制すると、28分にはセットプレーから鎌田次郎が追加点。34分にもオルンガが３点目を奪い、前半を３点リードで折り返す。後半にもオルンガのこの日２点目のゴールで試合を決めた柏が４対０で快勝した。オルンガは今季通算12得点としている。

　２位の大宮も敵地でのゲーム。愛媛との対戦は前半、28分に元日本代表の山瀬功治のゴールで愛媛に先制を許す。さらに41分に近藤貴司に追加点を許し、０-２とリードされてしまう。前半終了間際にロビン・シモビッチが１点を返すが、後半にも３点を奪われ、１-５で大敗を喫した。

　これで、１位の柏は勝点61となり、２位の大宮は同52のまま。勝点差は９に広がり、柏が自動昇格へ向けて首位固めに成功した。

　その他、前日24日の試合で３位・京都は福岡と１-１のドローとなり、大宮と同勝点52で３位をキープ。４位の横浜FCは鹿児島に５-１、６位の山形は栃木に２-０でそれぞれ勝利を収めた。５位の水戸は東京Vに１-２で敗れて６位に後退、山形が５位に浮上した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部