「今はボランチの3番手、4番手みたいな」
「41歳」という今の年齢と向き合いながら、サッカーに取り組む日々だ。
今夏、中村俊輔はJ1のジュビロ磐田から、J2の横浜FCに新天地を求めた。移籍当初は、痛めていた箇所の回復に努めていたが、ほどなくしてピッチに立てるようになると、8月14日には古巣であるJ1の横浜F・マリノスとの天皇杯3回戦でフル出場を果たす。試合は1-2と敗れるも、着実にコンディションを上げてきていた。
ただし、3日後のJ2第28節のアウェー琉球戦(3-1で勝利)は、メンバー入りするも出場の機会は訪れなかった。
「今はボランチの3番手、4番手みたいな」と自身の立ち位置を受け止めて、「途中から入るって、こういうことだし」と納得もする。
試合には出たい。そういう欲はもちろんあるが、焦りはない。
「これが30歳ぐらいだったら、俺のほうが絶対にいいのにと思って、もっとガムシャラにやるけど。でもそればかりになって、ストレスをためすぎるのも、ね。琉球戦に出なかったからこそ、体調が整ったから今週は少し強めにできるな、とか。ケアもそうだし、筋トレもそうだし、そういうほうに意識を持っていっているかな、最近は」
横浜FCに加入して約1か月、「新しい練習は、きついね(笑)。自分にとっては初めてのメニューだから、100パーセントでやりすぎちゃう。足がパンパンになって、そのままの勢いでやって」とトレーニングに励んだ。多少、しんどい部分はあったようだが、「でも面白かった。この1か月はきつかったけど、充実しまくっていた」という。
心身ともに充実し、着々と準備を進める希代のファンタジスタの“完全復活”が待ち遠しい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【三浦知良&中村俊輔PHOTO】19年ぶりの同時先発を果たし観客を魅了した両選手の厳選フォトギャラリー!
今夏、中村俊輔はJ1のジュビロ磐田から、J2の横浜FCに新天地を求めた。移籍当初は、痛めていた箇所の回復に努めていたが、ほどなくしてピッチに立てるようになると、8月14日には古巣であるJ1の横浜F・マリノスとの天皇杯3回戦でフル出場を果たす。試合は1-2と敗れるも、着実にコンディションを上げてきていた。
ただし、3日後のJ2第28節のアウェー琉球戦(3-1で勝利)は、メンバー入りするも出場の機会は訪れなかった。
「今はボランチの3番手、4番手みたいな」と自身の立ち位置を受け止めて、「途中から入るって、こういうことだし」と納得もする。
試合には出たい。そういう欲はもちろんあるが、焦りはない。
「これが30歳ぐらいだったら、俺のほうが絶対にいいのにと思って、もっとガムシャラにやるけど。でもそればかりになって、ストレスをためすぎるのも、ね。琉球戦に出なかったからこそ、体調が整ったから今週は少し強めにできるな、とか。ケアもそうだし、筋トレもそうだし、そういうほうに意識を持っていっているかな、最近は」
横浜FCに加入して約1か月、「新しい練習は、きついね(笑)。自分にとっては初めてのメニューだから、100パーセントでやりすぎちゃう。足がパンパンになって、そのままの勢いでやって」とトレーニングに励んだ。多少、しんどい部分はあったようだが、「でも面白かった。この1か月はきつかったけど、充実しまくっていた」という。
心身ともに充実し、着々と準備を進める希代のファンタジスタの“完全復活”が待ち遠しい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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