「もうそこはいじらないでください(笑)」
「10番」が似合う男が選んだのは、「46番」だった。
日本代表でも、古巣の横浜F・マリノスやジュビロ磐田、イタリアのレッジーナでも背番号10を託されてきた中村俊輔は、新天地の横浜FCでは心機一転、新たなナンバーで再出発を図る。
背番号46にはどんな想いが込められているのか。
「(プロ1年目に横浜で付けた)25番の時もそうだったけど、自分色に染められれば」
横浜で25番は、出世番号であり特別なナンバーという認識がある。俊輔はもちろん、“ミスターマリノス”の異名をとる木村和司もかつて背負った伝統ある背番号だ。
横浜FCでの46番も、そんな背番号にできればと願う。
「あの人が付けていて、J1に上がったよな、ってなったらいいじゃないですか。それも、ひとつの目標」
ちなみに、4+6で「10」という意味もあるのではないかと聞けば、「いや、もうそこはいじらないでください(笑)」と応じる。いろんな人からそう聞かれているようで、「なんかよく分からなくなってきた。それしかない、みたいな(笑)」と困惑する。
それでも、最終的には「じゃあ、そういうことにしましょう。足して10で。頑張ります!」と周囲の期待(?)に応える形で、笑顔で意気込みを口にした。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【中村俊輔 横浜FC初練習 PHOTO】カズ、松井らと初練習をこなす
日本代表でも、古巣の横浜F・マリノスやジュビロ磐田、イタリアのレッジーナでも背番号10を託されてきた中村俊輔は、新天地の横浜FCでは心機一転、新たなナンバーで再出発を図る。
背番号46にはどんな想いが込められているのか。
「(プロ1年目に横浜で付けた)25番の時もそうだったけど、自分色に染められれば」
横浜で25番は、出世番号であり特別なナンバーという認識がある。俊輔はもちろん、“ミスターマリノス”の異名をとる木村和司もかつて背負った伝統ある背番号だ。
横浜FCでの46番も、そんな背番号にできればと願う。
「あの人が付けていて、J1に上がったよな、ってなったらいいじゃないですか。それも、ひとつの目標」
ちなみに、4+6で「10」という意味もあるのではないかと聞けば、「いや、もうそこはいじらないでください(笑)」と応じる。いろんな人からそう聞かれているようで、「なんかよく分からなくなってきた。それしかない、みたいな(笑)」と困惑する。
それでも、最終的には「じゃあ、そういうことにしましょう。足して10で。頑張ります!」と周囲の期待(?)に応える形で、笑顔で意気込みを口にした。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【中村俊輔 横浜FC初練習 PHOTO】カズ、松井らと初練習をこなす