35歳のベテランGKがプレミアデビューも
リバプールのスペイン人GKアドリアンは、現地時間8月14日に行なわれたPK戦までもつれたUEFAスーパーカップで、チェルシーのタミー・エイブラハムのシュートをストップしてチームにタイトルをもたらした。
PKを食い止めて仲間たちと歓喜に沸いたアドリアンだが、その時に信じられないかたちでケガを負っていたというのだ。なんと、喜んでピッチに乱入したサポーターがぶつかり、足首を痛めたというのだ。英紙『Guardian』などが伝えている。
リバプールは17日のプレミアリーグ第2節でサウサンプトンと対戦するが、足首が腫れたというアドリアンが出場できるかは分からない状態にあるという。クラブ公式サイトのインタビューで、本人は、「きょうはだいぶ良くなった」と見解を示した。
「おかしな状況だよ。僕らが祝っていたら、観衆から飛び出してきた人が走ってきて、僕らの前で滑ったんだと思う。セキュリティーも一緒にね。それで横から僕にタックルするかたちになった。ただ、気持ちの準備はできている。治療で足首がもっと良くなることを願っているよ」
ユルゲン・クロップ監督は、起用については、「当日判断」としている。正守護神アリソンも負傷で戦列を離れているリバプールだけに、アドリアンが使えなかった場合、アンディ・ロナーガンに出番が回ってくるかもしれない。
かつて16歳でプロデビューしたロナーガンだが、それから19年の間にプレミアリーグでプレーした経験はなし。もしもサウサンプトン戦でゴールマウスに立てば、35歳でのデビューとなる。データサイト『Opta』によると、35歳302日でのプレミアリーグデビューは、21世紀の最年長記録という。
いずれにしても、言うまでもなく、リバプールとその指揮官ユルゲン・クロップは怒っている。『Guardian』によると、UEFAに説明を求める文書を送ったようだ。そして、稀代の熱血漢は、「クレイジーだよ。彼は試合に出たがっており、出られると思うが、これは深刻な出来事だ」と糾弾した。
PKを食い止めて仲間たちと歓喜に沸いたアドリアンだが、その時に信じられないかたちでケガを負っていたというのだ。なんと、喜んでピッチに乱入したサポーターがぶつかり、足首を痛めたというのだ。英紙『Guardian』などが伝えている。
リバプールは17日のプレミアリーグ第2節でサウサンプトンと対戦するが、足首が腫れたというアドリアンが出場できるかは分からない状態にあるという。クラブ公式サイトのインタビューで、本人は、「きょうはだいぶ良くなった」と見解を示した。
「おかしな状況だよ。僕らが祝っていたら、観衆から飛び出してきた人が走ってきて、僕らの前で滑ったんだと思う。セキュリティーも一緒にね。それで横から僕にタックルするかたちになった。ただ、気持ちの準備はできている。治療で足首がもっと良くなることを願っているよ」
ユルゲン・クロップ監督は、起用については、「当日判断」としている。正守護神アリソンも負傷で戦列を離れているリバプールだけに、アドリアンが使えなかった場合、アンディ・ロナーガンに出番が回ってくるかもしれない。
かつて16歳でプロデビューしたロナーガンだが、それから19年の間にプレミアリーグでプレーした経験はなし。もしもサウサンプトン戦でゴールマウスに立てば、35歳でのデビューとなる。データサイト『Opta』によると、35歳302日でのプレミアリーグデビューは、21世紀の最年長記録という。
いずれにしても、言うまでもなく、リバプールとその指揮官ユルゲン・クロップは怒っている。『Guardian』によると、UEFAに説明を求める文書を送ったようだ。そして、稀代の熱血漢は、「クレイジーだよ。彼は試合に出たがっており、出られると思うが、これは深刻な出来事だ」と糾弾した。
「ファンを愛しているのはもちろんだ。でも、こういうのはやめてもらいたい……。こんな最悪なケースは聞いたこともない。笑い事じゃないよ。フェンスがないのは好きだが、それはサポーターに大きな責任があるということ。あるファンが自分をコントロールできなければ、周囲が止めるべきだ。一体、下半身を見せつけてくる男を誰が見たいって言うんだ」
クロップ監督はほかにも例があるとし、ファンのピッチ乱入に警鐘を鳴らしている。
「サッカー関係者に聞いてみたらいい。『半裸でパンツを下してピッチに乱入するやつが面白いか?』って。『本当に良いね』なんて言う人はいないだろう。知らない人が近づいてきて、我々にとっては笑い事じゃないんだ。それが今も起きている。しかも、より頻繁になっているようだ」
実際、ピッチへの乱入が続けば、フェンスの設置といった対応策が取られ、観戦の楽しみが失われる恐れもある。それはファンが望まないことだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部