ディバラとのトレードが噂されるなかでのツイートが物議を醸す
パウロ・ディバラとのトレードでユベントスに移籍するのか、アントニオ・コンテ監督のラブコールに応じてインテルに向かうのか――。今夏のメルカートにおいてマンチェスター・ユナイテッドのロメル・ルカクの去就は注目され続けている。
その動向について本人は明言を避けつつ、日々SNSで自身のメッセージを発信しているが、そのひとつがオレ・グンナー・スールシャール監督の機嫌を損ねたようだ。英紙『Telegraph』が報じている。
問題の投稿は、8月2日の自身に対する批判への反論だった。スピードが足りないとの声に対し、ルカクはプレシーズンツアー中に行なわれたランニングテスト結果、最高速度が時速36.25キロと、ディオゴ・ダロト(36.43キロ)に続くチーム2位だったことを公表したのだ。
ただ、内部情報を公にしたことを、指揮官はよく思わなかったという。また、チームメートの中にも、気分を害した者がいたようだ。例えば、フアン・マヌエル・マタは、「ルーク・ショーより速いと世界に示してくれてありがとう」と、冗談を交えてルカクに感謝したが、逆に“被害者”となったショーは「70パーセントでやってほしいと言われたんだ」と、苛立ちをうかがわせている。
そのため、ルカクは投稿を削除するように指示されたそうだ。この投稿が今後に影響するかは分からないが、プレシーズンマッチを欠場して去就が取りざたされている状況だけに、不要な行動だったとも言える。
その動向について本人は明言を避けつつ、日々SNSで自身のメッセージを発信しているが、そのひとつがオレ・グンナー・スールシャール監督の機嫌を損ねたようだ。英紙『Telegraph』が報じている。
問題の投稿は、8月2日の自身に対する批判への反論だった。スピードが足りないとの声に対し、ルカクはプレシーズンツアー中に行なわれたランニングテスト結果、最高速度が時速36.25キロと、ディオゴ・ダロト(36.43キロ)に続くチーム2位だったことを公表したのだ。
ただ、内部情報を公にしたことを、指揮官はよく思わなかったという。また、チームメートの中にも、気分を害した者がいたようだ。例えば、フアン・マヌエル・マタは、「ルーク・ショーより速いと世界に示してくれてありがとう」と、冗談を交えてルカクに感謝したが、逆に“被害者”となったショーは「70パーセントでやってほしいと言われたんだ」と、苛立ちをうかがわせている。
そのため、ルカクは投稿を削除するように指示されたそうだ。この投稿が今後に影響するかは分からないが、プレシーズンマッチを欠場して去就が取りざたされている状況だけに、不要な行動だったとも言える。
状況が状況だけに、何かと騒がれるルカクだが、ユナイテッドOBのディミタール・ベルバトフは、ベルギー代表ストライカーの残留を後押ししている。英衛星放送『Sky Sports』に元ブルガリア代表FWは、「ほとんど彼に対する批判はアンフェアだと思う。私は彼のファンだよ」と述べている。
「チームメートのことを知っていれば、どう一緒にプレーすべきか分かる。だから、長所を知り、それを保つことだ。私は、彼は残ることができると思う。彼はもっと多くをチームに与えられるからだ」
現時点で最も可能性があるとされるユベントス移籍は、ディバラとユナイテッドの合意次第と言われ、インテルとはクラブ間でも条件交渉で合意できていないとされている。
はたして、新シーズンにルカクは、どのチームでプレーするのか。現地時間8月11日に行なわれるプレミアリーグ開幕戦(チェルシー戦)までに決着がついているのかに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部