昨季限りでメルボルン・ヴィクトリーを退団してフリーの身となっている元日本代表の本田圭佑が７月31日、自身のインスタグラムを更新。ユニークなトレーニングメニューを実践する様子を動画で公開し、ファンの反響を呼んでいる。
 
　本田はメルボルン・Vを退団後、古巣のオランダ１部VVVフェンロのトレーニングに参加するなど、新天地への移籍に向けて調整を続けている。いまだ所属クラブは決まっていないが、そんななか31日に自身のトレーニングの様子をインスタグラムで公開した。

 
　約30秒にわたる動画の内容は、判断力や視野の広さ、敏捷性などが問われるトレーニングで、次のようなもの。まず、本田が一本のポールを倒さないように手で立てておく。次に、傍にいるトレーナーがある色を口にするので、周囲にある物の中でその色にタッチ。その後、ポールを倒さないように戻る――。これを繰り返していくというものだ。
 
　初めは無難にクリアしていた本田だが、ややおぼつかない手足の動きに、周囲からはくすくすと笑い声が……。そして、トレーナーから「青」と発せられると、本田は近場でその色を見つけられず、ポールからだいぶ離れた場所にあるダンベルに触って戻るものの、当然ポールは派手な音を立てて倒れてしまいゲームオーバー。周囲の爆笑を誘うと、近くにあった青いラベルのペットボトルを見つけて悔しがった。
 

　この動画にはファンから多くの返信が寄せられ、「これ面白い、ありがとうございます」「本田さん、お茶目」「焦ると視野が狭くなる事がわかります」「瞬発力、判断力など色々鍛えられそう！」「かわいいKeisukeHondaが見れた」「Very very cute training」などとコメントが続いた。
 
　１年後の東京五輪へオーバーエイジ枠での参戦を目指している本田は、来季の新天地について「とにかく強いリーグに」と希望を明かしている。果たして、自主トレを続ける本田の新たな戦いの舞台はいずことなるのだろうか。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部