昨季はオランダ2部の年間ベスト11に選出
現地時間7月9日、オランダ・エールディビジのズウォーレに、日本人SBのファン・ウェルメスケルケン・際(サイ)が加入したと発表された。オランダ2部カンブールからの完全移籍で、契約は2年間。さらに1年間の延長が可能なオプションが付いているという。
公式サイトでは「ズウォーレは移籍金フリーでサイを獲得したことを報告します。オランダと日本にルーツを持つプレーヤーは昨季、2部でリーグ戦全38試合に出場して活躍した」と紹介されている。
際は日本で育ち、2008年から13年まで6年間、ヴァンフォーレ甲府の下部組織に所属。高校卒業後に単身でオランダに渡り、13年7月からドルトレヒトのBチームからオランダでのキャリアをスタートさせ、15年にはトップデビューを果たした。
また、2016年にフランスで開催された第44回トゥーロン国際大会のメンバーに招集された経験を持ち、浅野拓磨、植田直通、鎌田大地、南野拓実、井手口陽介らと同じリオ五輪世代だ。
公式サイトでは「ズウォーレは移籍金フリーでサイを獲得したことを報告します。オランダと日本にルーツを持つプレーヤーは昨季、2部でリーグ戦全38試合に出場して活躍した」と紹介されている。
際は日本で育ち、2008年から13年まで6年間、ヴァンフォーレ甲府の下部組織に所属。高校卒業後に単身でオランダに渡り、13年7月からドルトレヒトのBチームからオランダでのキャリアをスタートさせ、15年にはトップデビューを果たした。
また、2016年にフランスで開催された第44回トゥーロン国際大会のメンバーに招集された経験を持ち、浅野拓磨、植田直通、鎌田大地、南野拓実、井手口陽介らと同じリオ五輪世代だ。
クラブのテクニカルマネージャー・マイク・ウィレムスは「サイはここ数年でとても進歩したプレーヤーだ。ドルトレヒトからカンブールに渡り、昨シーズンは誰もが無視できない活躍をした(2部のベスト11に選出)。U-23日本代表の経験がある彼は、ズウォーレでも定位置(右SB)を確保するチャンスを掴むことができるだろう」と期待を寄せている。
また、公式サイトでは際本人のコメントも発表されている。
「ドルトレヒトとカンブールでの経験を踏まえ、僕自身のステップアップの準備が整っていると感じています。秘密にする必要はないですが、最終的な目標は、ワールドカップで日本代表としてプレーすることです。そのためにも、今回のステップアップは僕にとって唯一無二の道だと思っています」
現在、ズウォーレには、今冬に柏レイソルから移籍した中山雄太が在籍している。この日本代表MFはCBとしてリーグ戦デビューを飾っている。際が加わったことにより、ズウォーレの最終ラインを日本人ふたりが担う可能性もあるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部