オフサイドなのか、ハンドなのか、ゴールなのか。
昨シーズンから好評を博していた、JリーグジャッジリプレイのJ1第17節がYouTube公式チャンネルで公開された。
Jリーグ原博実副理事長とJFA審判委員会から上川徹氏が、タレントの平畠啓史とMCのフリーアナウンサー、桑原学とで話題となっているジャッジを解説していく同番組。今回取り上げられたのは4つのシーンで、ここではそのうちふたつのジャッジを紹介する。
まず、最初に取り上げられたのは鹿島vs広島の一戦。74分のシーンだった。
鹿島の小池裕太のロングシュートが鹿島の町田浩樹に当たって入った場面だ。ゴールはハンドだったのか? またその時の町田浩樹のポジションはオフサイドではなかったのか? そんな疑問をマルチアングルの映像を用いて検証していった。
最初に切り出したのは原博実氏。
「明らかにハンドとは分からない。たとえVARが導入されても判断がつかないのではないだろうか」
そして、「故意に触りにいっているわけではなく、よける動作で手が大きく動いている。ボールの軌道などをみると、手ではなく、腰のあたりに当たっているのではないか」との見解を示した。
Jリーグ原博実副理事長とJFA審判委員会から上川徹氏が、タレントの平畠啓史とMCのフリーアナウンサー、桑原学とで話題となっているジャッジを解説していく同番組。今回取り上げられたのは4つのシーンで、ここではそのうちふたつのジャッジを紹介する。
まず、最初に取り上げられたのは鹿島vs広島の一戦。74分のシーンだった。
鹿島の小池裕太のロングシュートが鹿島の町田浩樹に当たって入った場面だ。ゴールはハンドだったのか? またその時の町田浩樹のポジションはオフサイドではなかったのか? そんな疑問をマルチアングルの映像を用いて検証していった。
最初に切り出したのは原博実氏。
「明らかにハンドとは分からない。たとえVARが導入されても判断がつかないのではないだろうか」
そして、「故意に触りにいっているわけではなく、よける動作で手が大きく動いている。ボールの軌道などをみると、手ではなく、腰のあたりに当たっているのではないか」との見解を示した。
続いて、2006年ドイツ・ワールドカップで3位決定戦の主審などを務めた経験がある上川氏も「映像からハッキリとどちらとも言えない以上、主審のジャッジは理解できる」としたものの、その後広島の選手たちが詰め寄るシーンが見られた。
原氏が「GKの林以外はみんなオフサイドをアピールしていた」と言及したシーンについて、上川氏は「主審から見るとボールには触れているけどオフサイドポジションだったのかどうか? 副審からは、触ったかどうかはわからないけれども、そもそもオフサイドポジションではなかった(のが見えていた)。そんな主審、副審が試合の止まった後で、その確認をして擦り合わせているのは良いところで、それをしっかりと選手に説明していたのは良いところでした」
一連のシーンの話題となっているハンドについて、Jの8月から導入予定の新ルールについてMCが話を振ると、上川氏は次のように説明した。
「現行では今回のケースでも、腕に当たっていても、それが意図的ではないと判断されれば、腕に当たっていても反則ではないと判断できるのですが、8月以降の新ルールでは、腕に当たって得点になる。または得点に繋がるような大きなチャンスになる場合には、それは意図があろうがなかろうが、ハンドの反則にしなさいということに変わります」
今後はより手に当たったのかどうかをハッキリと判断する必要が出てきそうだ。
原氏が「GKの林以外はみんなオフサイドをアピールしていた」と言及したシーンについて、上川氏は「主審から見るとボールには触れているけどオフサイドポジションだったのかどうか? 副審からは、触ったかどうかはわからないけれども、そもそもオフサイドポジションではなかった(のが見えていた)。そんな主審、副審が試合の止まった後で、その確認をして擦り合わせているのは良いところで、それをしっかりと選手に説明していたのは良いところでした」
一連のシーンの話題となっているハンドについて、Jの8月から導入予定の新ルールについてMCが話を振ると、上川氏は次のように説明した。
「現行では今回のケースでも、腕に当たっていても、それが意図的ではないと判断されれば、腕に当たっていても反則ではないと判断できるのですが、8月以降の新ルールでは、腕に当たって得点になる。または得点に繋がるような大きなチャンスになる場合には、それは意図があろうがなかろうが、ハンドの反則にしなさいということに変わります」
今後はより手に当たったのかどうかをハッキリと判断する必要が出てきそうだ。