すでにメディカルチェックはパス!
日本サッカー界期待の大器のセリエA挑戦は、秒読み段階に入ったようだ。
現地時間6月28日、複数のイタリア・メディアは、ベルギーのシント=トロイデン(STVV)に所属する日本代表DFの冨安健洋がボローニャへ移籍することが決定的となったことを報じた。
昨夏にアビスパ福岡からSTVVに移籍した冨安は、欧州初挑戦となった2018-19シーズンに公式戦40試合に出場するなど主力として活躍。そのパフォーマンスが評価され、ラツィオやブレーメンなど複数の有力クラブからの関心が取り沙汰されるなど、今夏の移籍市場の人気銘柄となっていた。
そんななか、弱冠20歳のCBが選択したのは、「最有力」と目されていたボローニャとなったようだ。地元紙『Il Corriere di Bologna』によれば、冨安は現地時間29日に同市内に入り、メディカルチェックを済ませ、「ポジティブな診断結果が出た」という。
現地時間6月28日、複数のイタリア・メディアは、ベルギーのシント=トロイデン(STVV)に所属する日本代表DFの冨安健洋がボローニャへ移籍することが決定的となったことを報じた。
昨夏にアビスパ福岡からSTVVに移籍した冨安は、欧州初挑戦となった2018-19シーズンに公式戦40試合に出場するなど主力として活躍。そのパフォーマンスが評価され、ラツィオやブレーメンなど複数の有力クラブからの関心が取り沙汰されるなど、今夏の移籍市場の人気銘柄となっていた。
そんななか、弱冠20歳のCBが選択したのは、「最有力」と目されていたボローニャとなったようだ。地元紙『Il Corriere di Bologna』によれば、冨安は現地時間29日に同市内に入り、メディカルチェックを済ませ、「ポジティブな診断結果が出た」という。
加入が迫る若きサムライ戦士に同紙は、「この青年には大きな期待が寄せられている」とし、次のように綴っている。
「サバティーニ会長はトミヤスをシント=トロイデンから移籍金700万ユーロ(約9億1000万円)に出来高ボーナス付きの5年契約で引き抜き、ラツィオを始めとするライバルとのデッドヒートを制した。この青年は、フィジカル的に逞しく、確かな技術を持っており、さらに人格者であることが特長だ。ボローニャで熱狂を呼ぶことだろう」
そのほか、『La Gazzetta dello Sport』などによれば、メディカルチェックを無事にクリアした冨安は、現地時間7月1日に正式なサインをかわし、同日中に公式発表をされる見込みとなっているようだ。
18-19シーズンのセリエAで10位だったボローニャは、インテルなどで活躍した名DFシニシャ・ミハイロビッチ監督の下で攻撃的なサッカーを志向するチームへと変化を遂げた。そのなかで主力DFのリャンコ(トリノへレンタルバック)が抜け、今夏のマーケットでは守備陣の整備がポイントとされていただけに、冨安の加入に対する期待値は高いと言えそうだ。
来る東京五輪での活躍も期待される日本の若武者が、“守備の国”と言われるイタリアで躍動する日が、刻一刻と迫っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部