「最初のハードルをクリアした」
現地時間6月18日、コパ・アメリカの日本対チリがブラジル・サンパウロのモルンビー・スタジアムで行なわれ、日本は前回王者に0-4で敗れた。
マドリードに拠点を置くスペイン紙『AS』のジョージ・カストロ記者は、レアル・マドリー入りが確定した久保建英について、「敗北したにもかかわらず、レアル・マドリーに加わるニューフェイスは、チームの攻撃的な基盤を担い、クオリティーを示し、そして自らゴールを決めようとしていた」と奮闘ぶりを讃えている。
「タケフサ・クボはレアル・マドリーの一員として最初のハードルをクリアした。コパ・アメリカで、彼はフットボールの試合におけるすべての面でトップチームのクオリティーにあることを証明した。試合は4失点での敗北だったが、彼にはまだ2試合が残されている。
弱冠18歳の少年が見せたプレーは、この結果を超越するような、驚くべきものだった。クボにとって初のA代表先発となったゲームでチリのA代表と正面からぶつかり合い、確かな輝きを放った。彼は常に顔を上げ、自分のスタイルを持ちながらプレーしていた。それは、偉大な選手たちと同じ系譜にあることを示している」
マドリードに拠点を置くスペイン紙『AS』のジョージ・カストロ記者は、レアル・マドリー入りが確定した久保建英について、「敗北したにもかかわらず、レアル・マドリーに加わるニューフェイスは、チームの攻撃的な基盤を担い、クオリティーを示し、そして自らゴールを決めようとしていた」と奮闘ぶりを讃えている。
「タケフサ・クボはレアル・マドリーの一員として最初のハードルをクリアした。コパ・アメリカで、彼はフットボールの試合におけるすべての面でトップチームのクオリティーにあることを証明した。試合は4失点での敗北だったが、彼にはまだ2試合が残されている。
弱冠18歳の少年が見せたプレーは、この結果を超越するような、驚くべきものだった。クボにとって初のA代表先発となったゲームでチリのA代表と正面からぶつかり合い、確かな輝きを放った。彼は常に顔を上げ、自分のスタイルを持ちながらプレーしていた。それは、偉大な選手たちと同じ系譜にあることを示している」
記事はさらにこう続けている。
「クボは日本のオフェンス全体をカバーしていた。指揮官の森保一は彼に自由を与え、両サイドを自由に動き回ることで優位性を生み出していた。ボールを持った時、チリの最終ラインを何度か翻弄することにもう成功した。彼の最高のプレーは、ブルガスを置き去りにした股抜き、そしてゴール前で守備陣とGKアリアスを翻弄したプレーだ。後者はフィニッシュがうまくいかず、サイドネットに突き刺すことになったが…」
この試合が代表初先発の久保は、90分間フルで出場。65分には惜しいシュートを見せたものの、ゴールには結びつかなかった。
それでも18歳がこの大舞台で残した良い印象は間違いない。カストロ記者は「マドリー・ファンの期待を高めるファーストインプレッションだった」と久保に合格点を与えている。
次のウルグアイ戦、そしてエクアドル戦での久保のプレーには、スペインからも熱い視線が注がれそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部