【総体|新潟代表】北越が群雄割拠の地区予選を9年ぶりに突破!! 厳しい現実乗り越え、全国8強の壁に挑む!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2019年06月04日

県内では常にベスト4に食い込むチームになったが…

全国出場は9年ぶり、インターハイは12年ぶりの出場となる北越。激戦区となりつつある新潟を制した。写真:安藤隆人

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 インターハイ新潟県予選決勝において、北越が実に9年ぶりの全国出場、インターハイでは12年ぶりとなる本大会への切符を手にした。
 
 北越は準決勝で新潟明訓を3-1で破ると、決勝では準決勝で京都サンガ内定のMF谷内田哲平、U-18日本代表のFW晴山岬などのタレントを有する帝京長岡をPK戦の末に下してきた日本文理と対戦。立ち上がりから北越は細かいパスワークとサイド攻撃からチャンスを作ると、17分にFW庄内碧のパスを受けたMF加藤雅久がスルーパス。これをMF安藤颯士が落ち着いて決めて先制した。
 
 これで勢いに乗ったチームは30分に左サイドを突破したDF土田永遠のパスを受けた庄内が、ドリブルからシュートを叩き込んで追加点。後半も、58分に安藤のパスを受けた途中出場のFW田中翔が冷静に蹴り込んで、3−0の完勝を飾った。
 
 近年、新潟では新潟明訓や帝京長岡、日本文理など、全国でも上位進出が可能な力を有したチームが台頭。全国的に見ても激戦模様の地区となっている。その中で、新潟駅に近い中心部に位置する北越は、そうした強豪の後塵を拝する不遇の時代を強いられてきた。
 
 かつて嵯峨谷通監督が就任23年目の2002年度に念願の全国大会出場を果たすと、
選手権は第86回大会から第88回大会(2009年度)まで3年連続で出場。FW有田光希というプロ選手を輩出した。
 
 最後の選手権出場となった2009年度をもって嵯峨谷監督が定年により勇退。そのあと、複数の監督を経て、2015年に当時25歳だった荒瀬陽介監督が就任。北越を全国の舞台に戻すべく、新たな歴史を作る責務を負うことになった。
 
 神奈川県出身の非常に若い指揮官は、前年の2014年にコーチに就任。現役時代は桐蔭学園、東京学芸大でプレーし、母校のコーチを2年勤めた後、縁もゆかりもない新潟にやってきた。
 
「新潟のことはまったく知らなかったけど、実際に2種や3種の選手を見て、失礼ですが思った以上にポテンシャルの高い選手がいると感じて、この選手たちを伸ばして行けば、全国を狙える面白いチームになるんじゃないかと思った」
 
 だが現実は厳しかった。プリンス北信越に所属し続け、県内では常にベスト4には食い込むも、そこから壁を超えられなかった。
 

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