インテル新監督のコンテも希望?
イタリア『Gazzetta dello Sport』紙は6月1日、ユベントスとインテルがパウロ・ディバラとマウロ・イカルディのトレードについて、話し合いを再開したと報じた。
1年前であれば考えられなかったことだ。ディバラはユーベの背番号10として未来を担うと期待され、イカルディはインテルでキャプテンマークを巻く絶対的なエースだった。
だが今季、アルゼンチン出身の両選手は不本意な出来に終わっている。クリスチアーノ・ロナウド加入の影響を受けたディバラは得点力と存在感を失い、シーズン半ばにクラブからキャプテンの腕章をはく奪されたイカルディは、PKを除けば2019年のリーグ戦で得点を挙げることができなかった。
特にイカルディは、この夏の放出が確実とも言われている。代理人も務める妻のワンダ・ナラは残留を強調するが、すでに「アントニオ・コンテ新監督の構想外である」との報道は後を絶たない。
そこで浮上したのが、ユベントスに所属するディバラとのトレード案だ。ファビオ・パラティチSDが認めたように、以前からユベントスはイカルディに関心を寄せていた。
ただ、犬猿の仲であるユーベとインテルだけに、実現の可能性を別にしても、ディバラとイカルディのトレードに嫌悪感を抱くサポーターは少なくない。
1年前であれば考えられなかったことだ。ディバラはユーベの背番号10として未来を担うと期待され、イカルディはインテルでキャプテンマークを巻く絶対的なエースだった。
だが今季、アルゼンチン出身の両選手は不本意な出来に終わっている。クリスチアーノ・ロナウド加入の影響を受けたディバラは得点力と存在感を失い、シーズン半ばにクラブからキャプテンの腕章をはく奪されたイカルディは、PKを除けば2019年のリーグ戦で得点を挙げることができなかった。
特にイカルディは、この夏の放出が確実とも言われている。代理人も務める妻のワンダ・ナラは残留を強調するが、すでに「アントニオ・コンテ新監督の構想外である」との報道は後を絶たない。
そこで浮上したのが、ユベントスに所属するディバラとのトレード案だ。ファビオ・パラティチSDが認めたように、以前からユベントスはイカルディに関心を寄せていた。
ただ、犬猿の仲であるユーベとインテルだけに、実現の可能性を別にしても、ディバラとイカルディのトレードに嫌悪感を抱くサポーターは少なくない。
伊メディア『Itasportpress』によると、SNSには両軍ファンの反対意見が溢れかえっているという。
「狂気の沙汰」
「ユーベと取引するな」
「ディバラは嫌じゃないが、イカルディをライバルにやるのは愚か」
「ディバラはアンタッチャブル。絶対インテルにやるな。イカルディを獲得したらチームがバラバラ」
「エンブレム、ユニホーム(の変更)、(元ナポリのマウリツィオ・)サッリ(の招へい)に加えて、さらにディバラを出してイカルディだと…最悪のマゾヒズム」
特にユーベのサポーターは、トレードで損するのは自分たちと考えているかもしれない。『Gazzetta dello Sport』紙電子版のアンケートで「どちらのチームが得をするか」を問いかけたところ、69%と大多数のサポーターが「インテルが得をする」と回答した。
マッシミリアーノ・アッレーグリの起用法で存在感を失ったディバラは、指揮官の退任が決まったことで、ユーベ残留を望んでいるとも言われるが、真相は不明だ。セリエAとアルゼンチンを代表する大物ストライカーたちの去就が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部