ピルロはユーベにとって「適任」と後押し
ヨーロッパリーグ(EL)のタイトルを置き土産に、マウリツィオ・サッリ監督はチェルシーを去り、母国イタリアに戻ることとなるのかもしれない。
アーセナルとのEL決勝を制してから2日。サッリ監督が、かねてから噂されるユベントスへの”移籍”をクラブに志願した。英衛星チャンネル『Sky Sports』や『Sport Mediaset』など複数のイタリア・メディアが5月31日に報じた。
報道によればサッリは、ロマン・アブラモビッチ・オーナーの右腕マリーナ・グラノフスカヤと面談。母国イタリアに戻る決意を伝えたという。面談はあくまで「ポジティブ」なものとなり、チェルシー側は要望を受け入れたうえで、時間を求めたそうだ。後任確保のためである。
ちなみに『Sky Sports』は、その後任がすでに決まっているとも報じた。チェルシーのレジェンドで、現在ダービーを率いるフランク・ランパードだ。同メディアは、数日のうちに決着がつく見込みと報じている。
アーセナルとのEL決勝を制してから2日。サッリ監督が、かねてから噂されるユベントスへの”移籍”をクラブに志願した。英衛星チャンネル『Sky Sports』や『Sport Mediaset』など複数のイタリア・メディアが5月31日に報じた。
報道によればサッリは、ロマン・アブラモビッチ・オーナーの右腕マリーナ・グラノフスカヤと面談。母国イタリアに戻る決意を伝えたという。面談はあくまで「ポジティブ」なものとなり、チェルシー側は要望を受け入れたうえで、時間を求めたそうだ。後任確保のためである。
ちなみに『Sky Sports』は、その後任がすでに決まっているとも報じた。チェルシーのレジェンドで、現在ダービーを率いるフランク・ランパードだ。同メディアは、数日のうちに決着がつく見込みと報じている。
イタリア紙『Corriere dello Sport』によると、ユーベOBのアンドレア・ピルロも「以前から、クラブに変革をもたらすことのできる人物を次期監督にしたいと考えていると思う」と前置きし、サッリの就任を後押ししたという。
「確実に変化をもたらすことのできる人物を呼べないのならば、堅実な勝者である(マッシミリアーノ・)アッレーグリが続投したほうが良い。だからこそサッリは、クラブにとって理想的な人物となり得るだろう。もちろん、チェルシーと話をつける必要はあるがね」
しかし、サッリ就任を否定的に捉えるメディアもある。
英衛星チャンネル『Sky Sports』では、イタリアサッカーに精通するアダム・ディグビー記者が「ユーベはまだジョゼップ・グアルディオラやマウリシオ・ポチェティーノの招へいを試みている。サッリをいざというときのためにキープしながらね」と、イタリアの智将は代替要員でしかないとも発言している。
来季はクリスチアーノ・ロナウドを筆頭とするスター軍団をマネジメントしつつ、セリエAでの9連覇とともに、悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇を目指すユベントス。この命題を背負った名門を率いるのは、サッリとなるのか。それとも別の誰かか。今後の動きからは目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部