「私がインテルを選んだのは…」
名門が再建に向けて大きく動き出した。
現地時間5月31日、セリエAのインテルがイタリア人監督のアントニオ・コンテの就任を発表した。クラブは契約内容を公表していないものの、イタリア紙『Gazzetta dello sport』などの地元メディアによれば、契約は2022年6月までで、年俸は1200万ユーロ(約15億6000万円)になったという。
今シーズンのインテルは序盤戦こそユベントスやナポリと優勝争いを繰り広げていたが、2月後半にマウロ・イカルディの主将剥奪騒動などピッチ外の問題に悩まされて失速。最終節で来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得となる4位を確定させたものの、不本意なシーズンに終わった。
そうした結果を受けて30日に2017年6月から指揮を執っていたルチアーノ・スパレッティの解任を発表していたインテルは、その翌日にかねてから合意の噂が出ていたコンテとの契約をリリースした。
現在49歳のコンテは確かな実績を持つ智将だ。2011-12年シーズンから就任したユベントスでセリエA3連覇を達成すると、2014年の夏からはイタリア代表監督に就任。EURO2016でスペインを破って8強入りを果たし、声価を高めた。
そして2016年の4月から着任したチェルシーでは、アグレッシブなサッカーを展開して、就任初年度の16-17シーズンにプレミアリーグを制覇。翌シーズンにはFAカップを手にしていた。
現地時間5月31日、セリエAのインテルがイタリア人監督のアントニオ・コンテの就任を発表した。クラブは契約内容を公表していないものの、イタリア紙『Gazzetta dello sport』などの地元メディアによれば、契約は2022年6月までで、年俸は1200万ユーロ(約15億6000万円)になったという。
今シーズンのインテルは序盤戦こそユベントスやナポリと優勝争いを繰り広げていたが、2月後半にマウロ・イカルディの主将剥奪騒動などピッチ外の問題に悩まされて失速。最終節で来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得となる4位を確定させたものの、不本意なシーズンに終わった。
そうした結果を受けて30日に2017年6月から指揮を執っていたルチアーノ・スパレッティの解任を発表していたインテルは、その翌日にかねてから合意の噂が出ていたコンテとの契約をリリースした。
現在49歳のコンテは確かな実績を持つ智将だ。2011-12年シーズンから就任したユベントスでセリエA3連覇を達成すると、2014年の夏からはイタリア代表監督に就任。EURO2016でスペインを破って8強入りを果たし、声価を高めた。
そして2016年の4月から着任したチェルシーでは、アグレッシブなサッカーを展開して、就任初年度の16-17シーズンにプレミアリーグを制覇。翌シーズンにはFAカップを手にしていた。
昨夏にチェルシーを解任されていたコンテは、約5年ぶりのセリエA復帰に心を躍らせている。インテルの公式サイトで自らの野心を語った。
「私の人生における新章が幕を開けた。非常に興奮しているし、チャン会長らの信頼に応えたいと思っている。私がインテルを選んだのは、堅実な土台を持つプロジェクトを遂行し、野心的なクラブだからだ。クラブの透明性と本来いるべき場所に帰るんだという野心に感銘を受けた」
すでにコンテは、来シーズンのチーム強化に向けて、獲得希望選手を首脳陣に伝えていると報じられている。イタリア・メディア『Calciomercato』は、インテルは、ピッチ外で様々な騒動を引き起こし、チームの和を乱しかねない主将のマウロ・イカルディを放出したうえで、マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクを狙っていると伝えた。
今シーズン、セリエAはユーベが史上初の8連覇を達成。苦汁を舐め続けているインテルは、コンテの下で10シーズンぶりのスクデット獲得を叶えられるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「私の人生における新章が幕を開けた。非常に興奮しているし、チャン会長らの信頼に応えたいと思っている。私がインテルを選んだのは、堅実な土台を持つプロジェクトを遂行し、野心的なクラブだからだ。クラブの透明性と本来いるべき場所に帰るんだという野心に感銘を受けた」
すでにコンテは、来シーズンのチーム強化に向けて、獲得希望選手を首脳陣に伝えていると報じられている。イタリア・メディア『Calciomercato』は、インテルは、ピッチ外で様々な騒動を引き起こし、チームの和を乱しかねない主将のマウロ・イカルディを放出したうえで、マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクを狙っていると伝えた。
今シーズン、セリエAはユーベが史上初の8連覇を達成。苦汁を舐め続けているインテルは、コンテの下で10シーズンぶりのスクデット獲得を叶えられるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部