狙うは“和製アグエロ”。日本の9番が世界を驚かせる可能性はある

カテゴリ:国際大会

志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

2019年05月23日

「小さくてもやれるのはすごいと思う」

好調の斉藤光毅にはゴールを期待だ。(C)SOCCER DIGEST

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 2007年のU-20ワールドカップで、MVPと得点王のダブル獲りという偉業を成し遂げたのが、U-20アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロ(当時A・マドリー/現マンチェスター・C)だった。
 
 グループリーグの北朝鮮戦ではFK弾、決勝トーナメント1回戦のポーランド戦では技ありゴールを奪取。さらに決勝のチェコ戦では同点弾を決め、合計6ゴールを挙げた。加えて4アシストも記録する獅子奮迅の活躍で、チームの優勝に貢献したのだ。

 こうしてU-20ワールドカップの歴史に名を刻んだアグエロだが、そんなスターを目指す新鋭がいる。今回のU-20日本代表の9番、斉藤光毅だ。
 
 斉藤は「小さくてもやれるのはすごいと思う」と、自分と3センチしか変わらない173センチのアグエロが好きで参考にしている。そんな憧れの選手が声価を上げた大会に、自身が日本代表として挑むチャンスが巡ってきた。
 
 アグエロを見本にしているだけあって、斉藤はドリブルと裏への抜け出しに優れる。アジア予選では3得点を奪う活躍を見せると、今季は所属の横浜FCでも好調を維持して2ゴール。コンディションが右肩上がりの良い状態で、U-20ワールドカップに臨む。
 

 目指すゴール数はアグエロと同じ6。いよいよ迫った5月23日の初戦・エクアドル戦の前には、「ドリブルや仕掛けもそうですし、得点とかアシストとか目に見える結果。そういうのを意識してやっていきたいと思います」と意気込んだ。

 参考にしている選手と同じような活躍をし、“和製アグエロ”に近づけるか――。ハードルはかなり高いが、貪欲に仕掛けるドリブル、鋭い動き出しからの正確なフィニッシュは、伸び盛りの今、さらに磨きがかかっている。日本のアタッカー陣で最も好調で、得点の匂いがするアタッカーと言っても過言ではないはずだ。

 だからこそ、世界を脅かす可能性は十分にある。

「目の前のことを一つひとつ全力でやっていきたい。そうしたら、結果もついてくると思う」

 地に足をつけつつ、高い目標も目指す斉藤からは、確かな闘志が感じられた。今大会でブレイクすると信じ、期待して見守りたい。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
 

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