【セルジオ越後】久保建英らが不在のU-20W杯。仮に日本が結果を残せなければ…

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2019年05月22日

コパ・アメリカよりも、 世界大会のほうが大事。

久保はU-20で活動を続けてきたが、6月にA代表へ引き上げられる公算が大きくなった。(C)SOCCER DIGEST

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 5月23日からポーランドで開催されるU-20ワールドカップに向けて、日本代表のメンバーが発表されたね。結果、FC東京の久保、アントラーズの安部、サンフレッチェの大迫がA代表招集を見込まれて選ばれなかった。

 彼らはコパ・アメリカのメンバー入りが有力視されているけど、どっちが重要なのかな。あくまで個人的な感覚で言うと、この3人にとっては南米から招待された大会よりFIFAの公式トーナメントのほうが大事。

 前回のU-20ワールドカップを思い出してほしい。素晴らしい活躍をした堂安は、それをきっかけに海外のクラブから高く評価され、オランダのフローニンヘンに移籍したよね。世界中のスカウトが注目している大会で結果を出せばどうなるか、堂安は証明したわけだ。だからこそ、もったいないと思う。

 昨年のU-19アジア選手権でも目立っていた3人を、アンダーカテゴリーとはいえワールドカップで見られないのは残念でならないよ。
 
 実力で勝ち取ったA代表なら問題ない。ただ、今回は少し事情が異なる。本来の主力を呼べないから“アンダーカテゴリーの選手”に頼らざるを得ないという背景が見え隠れしている。

 大陸選手権で拘束できるのは1年に1回というのがFIFAの規定。つまり、アジアカップで招集した選手を日本は強制的に呼べないから、久保、安部、大迫をA代表に呼ぶ可能性が高くなったってことだ。

 コパ・アメリカで活躍できれば、貴重な経験になるのは確かだ。個人のレベルアップにもつながるだろう。ただ、日本がコパ・アメリカとU-20ワールドカップの両方で結果を残せなければ……。久保らの引き上げはなんだったのか、となる。
 
 この時点で、久保、安部、大迫がA代表に呼ばれるかはまだ分からない。ただ、ひとつ確かなのは、U-20ワールドカップに向けてチームを作ってきた影山監督が気の毒だということ。もちろん本人に確かめたわけではないけど、攻守の要が一気に3人も抜けるわけだからノーダメージではない。正直、僕は監督のことを可哀想だと思っているよ。

 こういうドタバタ劇を目の当たりにすると、やはり協会がもっとしっかりしないといけないと思う。コパ・アメリカへの参戦を決めた時点でなにかしらの対策を立てることはできたはず。なんかすっきりしないよね。
 

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