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存在感が希薄だった堂安律は連発ならず…フローニンヘンは最終節で黒星も棚ぼたでEL出場PO進出決定

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月16日

序盤はキレの良さを感じさせた堂安だったが…

今シーズンの最終節でフル出場を果たした堂安だったが、チームの戦術変更もあって本来の輝きを放ち切れなかった。 (C) Getty Images

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 現地時間5月15日にエールディビジ第33節(延期分)が開催され、8位フローニンヘンは、14位エメンと敵地で対戦した。

 今シーズンのエールディビジを締めくくる最終節でフローニンヘンの堂安律は、称賛を集めるゴラッソを決めた前節と同様に4-4-2の右サイドハーフで先発出場した。

 25分に左足で強烈なミドルシュートを放って相手ゴールを脅かすなど、キレのある動きを見せた堂安と左サイドに位置した10番のマヒを起点に攻撃を展開したフローニンヘンに対し、統率の取れた手堅い守備で応戦するエメンの攻防戦が続いた試合は、27分に後者が先手を取る。敵バイタルエリア付近でボールを奪ったチャコンが、大胆なミドルシュートを突き刺したのだ。

 先制点を許してペースを乱し、受け身に回るようになったフローニンヘンは、その後もエメンを崩す糸口を見いだせずに1点のビハインドを背負ったまま、前半を終えた。

 ここまま敗れれば、来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を争うプレーオフ進出の可能性が危ぶまれるフローニンヘンは、迎えた後半は開始早々から反撃を開始する。
 
 60分にフルスティッチとエル・ハンクリを同時に投入し、布陣を3バックに変更したフローニンヘンは、65分にグラドンがゴールを豪快なシュートをねじ込んだが、直前のプレーがVAR判定の末にハンドのジャッジが下って、幻と消えた。

 時間の経過とともに、よりシンプルに長身FWグラドンのフィジカルに頼った攻撃が増えていったフローニンヘン。75分過ぎからトップ下にポジションを移した堂安は、徐々にボールに絡む時間は減っていき、存在感が希薄になっていった。

 試合終盤に入っても集中力を維持し続けたエメン守備陣を攻めあぐねたフローニンヘンは、最後まで得点を決められず……。結局、0-1で敗戦した。

 最終節を白星で飾られなかったフローニンヘンだが、同時開催となっていた勝点1差だった9位ヴィレムがADOに2-6と大敗を喫したために8位が確定。これにより来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を争う国内でのプレーオフ進出が決定した。

 現地時間5月18日から始まる勝ち上がり式のプレーオフで、7位のヘラクレスと対戦するフローニンヘン。そのなかで堂安のパフォーマンスに注目したい。。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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