大迫勇也抜きでも攻撃陣は好調なブレーメンだが…他にない強みを持つ日本人FWこそが終盤戦のキーマンに! 【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2019年03月30日

充実した戦力による熾烈な定位置争いが展開中!

アジアカップ出場で定位置を失う危険は囁かれていた大迫だが、実際は負傷によるさらなる長期の欠場を余儀なくされてしまった。本日開催の27節について、専門誌『Kicker』は欠場を予想しているが、果たして!? (C) Getty Images

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 ブンデスリーガ第26節終了時点で、ブレーメンは8位につけている。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得できる6位(レバークーゼン)との勝点差は3と、悪くない位置だ。

 後半戦はリーガ9試合連続無敗中(4勝5分け)。DFBカップでは、3回戦でドルトムントにPK戦の末に勝利を飾っている。

 今年に入ってからは攻撃陣の調子が良く、前半戦よりも平均0.5得点アップ。成長株は、コソボ代表のミロト・ラシチャだ。前半戦はプレーのムラが大きかったが、後半戦に入ってゴールを量産している。

 フロリアン・コーフェルト監督は、「12月にはまだ、多くの人が『何で、あいつはゴールをできないんだ!』と言っていたことを覚えているか? 彼の得点シーンからは、そうした時期に学んだことがしっかりと感じられる。ゴール前で、とても落ち着いている」と褒めていた。

 ここ最近は、得意のドリブルだけではなく、守備での貢献、パスの呼び込みなどでも、ラシチャがプレーに絡む頻度は非常に高くなっている。

 チームメイトのフィリップ・バルグフレーデは、ラシチャについて「彼のスピードは凄いし、僕らのチームにすごく重要だ。それだけじゃなく、今はゴールも決めてくれる。どんどん自信をつけているようだ。ミロは、もっと成長できるポテンシャルがあるよ」と、今後のさらなる成長に太鼓判を押した。

 これに対してラシチャ自身は、「監督は、僕ら若手選手をとても助けてくれている。信頼してくれるし、成長させてくれるんだ」と、何よりコーフェルト監督のサポートに感謝の意を示している。

 彼以外にも、若手FWヨハネス・エッゲシュタイン、ジョシュア・サージェントが躍動感のあるプレーでアピールすれば、ベテランFWのマルティン・ハルニク、クラウディオ・ピサーロは落ち着いたプレーで存在感を発揮。ここにアキレス腱断裂の重傷から復帰したフィン・バルテルスも加わり、激しいポジション争いが繰り広げられている。

 攻撃的なポジションでは、キャプテンのマックス・クルゼがコーフェルト監督から絶対的な評価を受けており、「レギュラーが確定しているのはクルゼだけ」と明言している。とすれば、4-3-3でプレーすることが多いブレーメンで、前線に残されたポジションはあと2つである。

 そのような状況のなかで、大迫勇也は後半戦、まだ一度も出場できていない。メンバー入りでさえもだ。アジアカップからドイツに戻った後、背中痛の影響で別メニューが続き、2月中旬に一度はチーム練習に復帰したものの、3月中旬にまた、痛みを訴えていた。

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