金田喜稔がボリビア戦を斬る!「なぜ先発を総入れ替えした?新戦力には無茶なやり方だ」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2019年03月27日

途中出場の中島が決勝点。全員を変える必要があったのか。

決勝点を決めた中島はやはり流れを変えられる存在だった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 格上のコロンビア戦(●0-1)と比べれば、ボリビアのレベルは落ちるわけだから、勝たなければならないゲーム。75分に中島がゴールを決めて1-0で勝利し、ホームで最低限のノルマは達成した。
 
 6月のコパ・アメリカや2022年のカタール・ワールドカップも見据えて、森保監督はボリビア戦で多くの新戦力を試した。調子の良い海外組や結果を出している国内組の起用は良いと思う。だけど、気になったのはコロンビア戦からスタメンを総入れ替えしたことだ。
 
 ボリビア戦では、先発を入れ替えた難しさが如実に表れていた。代表チームが集まるのは短期間なのに、あまり組み合わせた経験がない11人でメンバーを構成して、お互いの良さを引き出すのは厳しい。「チャンスを与えたから、何ができるか好き勝手にやってみろ」と言っているような無茶な話で、そのやり方に賛成はできないね。

 格下のボリビアだから無失点でソツなくやれていたけど、チームの共通理解はなかった。スタメン11人全員、アピールしようとしていた気持ちは伝わっても、それが裏目に出て攻守における連動性を欠いていたよね。
 
 チームの底上げを促したいのであれば、森保体制で継続的に招集されている選手を数名残したうえで、複数の新戦力を試すべきだった。とくに、チームのベースとなるセンターラインの選手。その軸に枝葉となるように新戦力を組み合わせるやり方が、本来であれば理想だ。新戦力を試すには、環境作りだって必要だよ。
 
 だからこそ結局、61分に宇佐美と堂安、62分に乾と中島、69分に香川と南野、彼らが代わってからチームの連動性は上がっていた。75分にはこの途中出場した3人の連係で、最後は中島が見事な決勝ゴールを決めている。
 
 あと、交代した香川、乾、宇佐美については、呼ぶ必要があったのか疑問だよ。試合に出ていてコンディションが良ければ、計算ができる選手だというのはすでに分かっている。であれば、彼らとは違った選手を招集しても良かったと思う。例えばJリーグで活躍している選手を試すとかね。

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