伊メディアも脱帽するしかなかった圧巻のパフォーマンス
3月12日、ユベントスはチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2レグでアトレティコ・マドリーに3-0と勝利し、トータルスコアで3-2と逆転してベスト8進出を決めた。
敵地での第1レグで0-2と敗れ、CLからの敗退危機が騒がれていたイタリア王者だが、堅守を誇るディエゴ・シメオネ監督のチームから3点を奪取。見事な逆転劇で準々決勝に駒を進めたのである。
欧州サッカー連盟(UEFA)やデータサイト『Opta』、イタリア衛星放送『Sport Mediaset』によると、ユベントスがCLで初戦の黒星をひっくり返せたのは、2005-06シーズンのラウンド16、ブレーメン戦以来のこと。さらに2点差からの逆転は、UEFA主催大会でクラブ史上初となる。
また、シメオネ監督はこれまでイタリア勢を相手に5勝2分けと7試合無敗を誇り、その7試合でわずか1失点しか喫していなかった。そんな闘将の率いるアトレティコを粉砕したのが、ハットトリックを決め込んで千両役者ぶりを発揮したクリスチアーノ・ロナウドだ。
ユベントスの選手がCL決勝トーナメントでハットトリックを記録したのは、1998年のアレッサンドロ・デル・ピエロ以来で、C・ロナウドにとってリオネル・メッシと並ぶCL通算8回目となった。
敵地での第1レグで0-2と敗れ、CLからの敗退危機が騒がれていたイタリア王者だが、堅守を誇るディエゴ・シメオネ監督のチームから3点を奪取。見事な逆転劇で準々決勝に駒を進めたのである。
欧州サッカー連盟(UEFA)やデータサイト『Opta』、イタリア衛星放送『Sport Mediaset』によると、ユベントスがCLで初戦の黒星をひっくり返せたのは、2005-06シーズンのラウンド16、ブレーメン戦以来のこと。さらに2点差からの逆転は、UEFA主催大会でクラブ史上初となる。
また、シメオネ監督はこれまでイタリア勢を相手に5勝2分けと7試合無敗を誇り、その7試合でわずか1失点しか喫していなかった。そんな闘将の率いるアトレティコを粉砕したのが、ハットトリックを決め込んで千両役者ぶりを発揮したクリスチアーノ・ロナウドだ。
ユベントスの選手がCL決勝トーナメントでハットトリックを記録したのは、1998年のアレッサンドロ・デル・ピエロ以来で、C・ロナウドにとってリオネル・メッシと並ぶCL通算8回目となった。
さらに同じチームを相手に2回以上ハットトリックをマークしたのは、ルイス・アドリアーノの2回に続く2人目だ。ちなみに、C・ロナウドはレアル・マドリー時代を含め、ユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアムで通算8得点している。これはアルトゥーロ・ビダル(現バルセロナ)と並ぶ史上最多の数字である。
過去、グループステージ以降のCLに出場した合計140チームのうち、C・ロナウドひとりを上回るゴールを挙げたのは22チームしかいない。さらに大舞台での強さは抜群で、決勝トーナメントでは2位に23点差の63得点をマークしている。
これだけの数字を並べられれば、もはやC・ロナウドの能力には脱帽するしかない。『Sport Mediaset』も、寸評採点でC・ロナウドに10点満点をつけて、「世界に最高の選手と示した」と絶賛している。なお、マッシミリアーノ・アッレグリ監督も「完璧な戦略家」と10点が与えられている。
試合後に「このためにユーベは僕を獲得した」と豪語してみせたC・ロナウドを擁するイタリア王者は、この勢いのまま、悲願の欧州制覇を達成できるだろうか。
過去、グループステージ以降のCLに出場した合計140チームのうち、C・ロナウドひとりを上回るゴールを挙げたのは22チームしかいない。さらに大舞台での強さは抜群で、決勝トーナメントでは2位に23点差の63得点をマークしている。
これだけの数字を並べられれば、もはやC・ロナウドの能力には脱帽するしかない。『Sport Mediaset』も、寸評採点でC・ロナウドに10点満点をつけて、「世界に最高の選手と示した」と絶賛している。なお、マッシミリアーノ・アッレグリ監督も「完璧な戦略家」と10点が与えられている。
試合後に「このためにユーベは僕を獲得した」と豪語してみせたC・ロナウドを擁するイタリア王者は、この勢いのまま、悲願の欧州制覇を達成できるだろうか。