投入からわずか24秒後のスペシャルなプレー。
3月9日に行なわれたプレミアリーグ30節のマンチェスター・シティ戦で、敵地に乗り込んだワトフォードの指揮官と選手が「スペシャルな采配」と「スペシャルなプレー」を披露した。采配を文字通り的中させたのがスペイン人のハビ・グラシア監督で、その指揮官の期待に応えたのがFWのトロイ・ディーニーとジェラール・デウロフェウだ。
敵地エティハドで圧倒的にボールを支配され、0-3と大量リードを奪われて迎えた65分、正確には65分6秒。自陣深い位置でFKを得たタイミングで、3点を追うグラシア監督はディーニーとデウロフェウを同時投入する。
敵地エティハドで圧倒的にボールを支配され、0-3と大量リードを奪われて迎えた65分、正確には65分6秒。自陣深い位置でFKを得たタイミングで、3点を追うグラシア監督はディーニーとデウロフェウを同時投入する。
FKのキッカーはGKのベン・フォスター。左足を思い切り振り抜き、マンC陣内に長い距離のボールを送り込む。相手DFヴァンサン・コンパニとの競り合いを制したディーニーが、ヘッドでコースを変える。すると、そのボールに反応して走り込んだデウロフェウが、右足でネットを揺らしたのだ。
時計は65分30秒。ピッチに立ってからわずか24秒後に、しかもファーストタッチでディーニーはアシストを、デウロフェウはゴールを決めてみせたのである。
試合はそのまま1-3で敗れたものの、プレミアリーグで首位を走るマンCに一矢報いるワトフォードのスペシャルな采配とプレーだった。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
時計は65分30秒。ピッチに立ってからわずか24秒後に、しかもファーストタッチでディーニーはアシストを、デウロフェウはゴールを決めてみせたのである。
試合はそのまま1-3で敗れたものの、プレミアリーグで首位を走るマンCに一矢報いるワトフォードのスペシャルな采配とプレーだった。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部