ブリーラム戦でMVP級の活躍
2019年3月6日に行なわれたACLのグループリーグ初戦は浦和がブリーラム・ユナイテッドを3-0で下すという結果に終わった。
しかし、そのスコアほど実力差があったわけではない。実際、浦和が1-0とリードしたあとはオープンな展開となり、ブリーラム・ユナイテッドにもこれぞ決定機というチャンスがあった。54分、カウンターから抜け出したP・ジュニオールがエリア内で豪快なシュートを放った場面である。
ここで浦和を救ったのがGK西川だった。P・ジュニオールのシュートをスーパーセーブで阻止して、ブリーラム・ユナイテッドの勢いをかき消したのだ。
しかし、そのスコアほど実力差があったわけではない。実際、浦和が1-0とリードしたあとはオープンな展開となり、ブリーラム・ユナイテッドにもこれぞ決定機というチャンスがあった。54分、カウンターから抜け出したP・ジュニオールがエリア内で豪快なシュートを放った場面である。
ここで浦和を救ったのがGK西川だった。P・ジュニオールのシュートをスーパーセーブで阻止して、ブリーラム・ユナイテッドの勢いをかき消したのだ。
「あそこで入れられてしまえば流れが相手のほうに行っていたかもしれない。結果は3-0ですが、内容的には同点でもおかしくなかった。やっぱりGKが止める、止めないで(スコアは)変わってくる」
確かにあそこで1-1になっていたら、あるいはブリーラム・ユナイテッドに逆転を許していた可能性すらある。その意味で、西川のビッグセーブは値千金だった。
2ゴールを決めた橋岡、華麗なドリブルで魅せた汰木、豪快なヘッドで先制弾を叩き込んだ槙野にスポットライトが当たりがちだが、この日の完封勝利の立役者のひとりは間違いなく西川だ。
見事なシュートストップで浦和の守備陣に落ち着きを与えた貢献を考えれば、この日の最高殊勲者は西川と言っても過言ではないかもしれない。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
確かにあそこで1-1になっていたら、あるいはブリーラム・ユナイテッドに逆転を許していた可能性すらある。その意味で、西川のビッグセーブは値千金だった。
2ゴールを決めた橋岡、華麗なドリブルで魅せた汰木、豪快なヘッドで先制弾を叩き込んだ槙野にスポットライトが当たりがちだが、この日の完封勝利の立役者のひとりは間違いなく西川だ。
見事なシュートストップで浦和の守備陣に落ち着きを与えた貢献を考えれば、この日の最高殊勲者は西川と言っても過言ではないかもしれない。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)