最初のプランでは「3か月目くらいで起用」だったが…
2019年3月6日、ACLのグループリーグ初戦で浦和がブリーラム・ユナイテッドを3-0で下した。この試合で“浦和デビュー”を飾ったのが、今オフに山形から移籍してきた汰木だ。2-0で迎えた84分に途中出場した彼は、その4分後に見事なドリブル突破からのクロスで橋岡のゴールをアシスト。限られた出場時間で目に見える結果を残した。
この活躍を受け、浦和のオリヴェイラ監督は試合後の会見で「良いサプライズ」とコメントした。実を言えば、指揮官の最初のプランだと汰木については「(入団)3か月目くらいからの起用を考えていた」。
この活躍を受け、浦和のオリヴェイラ監督は試合後の会見で「良いサプライズ」とコメントした。実を言えば、指揮官の最初のプランだと汰木については「(入団)3か月目くらいからの起用を考えていた」。
そんなオリヴェイラ監督にとって嬉しい誤算となったのが、沖縄キャンプ。そこで汰木が予想以上の成長を見せたことで当初のプランを破棄して開幕当初から試合メンバーに組入れるようにしたのである。指揮官は言葉を継ぐ。
「(ブリーラム・ユナイテッド戦で)2-0とリードした時点でスペースも空いてきて、汰木をテストするには絶好の状況だった。そして彼は期待通りのプレーを見せてくれた。得点以外のところでも非常に面白い姿を見せてくれました」
今後、オリヴェイラ監督がこのドリブラーをどう起用していくか。注目したいところだ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
「(ブリーラム・ユナイテッド戦で)2-0とリードした時点でスペースも空いてきて、汰木をテストするには絶好の状況だった。そして彼は期待通りのプレーを見せてくれた。得点以外のところでも非常に面白い姿を見せてくれました」
今後、オリヴェイラ監督がこのドリブラーをどう起用していくか。注目したいところだ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)