【ACL速報】槙野の先制弾に橋岡2発!2年ぶりのアジア制覇を目指す浦和が初戦勝利!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月06日

50分、槙野が柏木の左CKに頭で合わせて先制弾をゲット!

槙野(右)のゴールで優位に立つと、橋岡(左)が2得点を叩き込んで勝負を決めた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 アジア・チャンピオンズリーグのグループリーグ1節、浦和レッズ対ブリーラム・ユナイテッド(タイ)の一戦が3月6日、浦和のホーム、埼玉スタジアム2002で19時30分から行なわれている。
 
 2年ぶり3度目のアジア制覇を目論む浦和はGKに西川周作、最終ラインは左から槙野智章、マウリシオ、森脇良太、中盤はアンカーにエヴェルトン、インサイドハーフに長澤和輝、柏木陽介を並べ、ウイングバックには左に宇賀神友弥、右に橋岡大樹を起用。最前線はアンドリュー・ナバウト、興梠慎三のコンビとなった。
 
 序盤から浦和はボールを支配し、サイドを上手く使いながら攻め込む。だが、なかなかシュートに持ち込めず、ペナルティエリア内で決定機を生み出せない。2列目の柏木や長澤が流動的な位置取りで変化を付け、両ウイングバックの宇賀神と橋岡がクロスを送ったものの、相手のブロックに阻まれて時間だけが経過していく。
 
 すると、徐々にブリーラムに押し返され、元鹿島のペドロ・ジュニオールを起点に攻め込まれるシーンが目立つように。35分にはスルーパスからピンチを迎えたが、これはオフサイドの判定で事なきを得た。

 何とか前半のうちに得点を奪いたい浦和は、終了間際に槙野がヘディングシュートを放つ。だが、ミートはせず、このまま前半は0-0で折り返した。
 
 今季は公式戦で未だ無得点。ゴール欠乏症に悩まされる浦和はゴールをこじ開けるべく、後半は立ち上がりからアグレッシブに戦う。すると50分だ。“チームの顔”槙野が埼スタに歓喜の瞬間をもたらす。左CKを得ると、キッカーの柏木がゴール前に絶妙なボールを供給。ここに相手DFのマークを振り切った槙野が走り込み、ヘディングを叩き込んだ。
 
リードを奪った浦和は早い時間帯に2点目を取り切りたかったが、ブリーラムの反撃に遭う。53分、ラタナコーンの左CKを一度は跳ね返すも、クリアボールを拾われて中央に入れられる。これにトゥニエスが頭で合わせるとバーを直撃。その直後にはゴール前に抜け出したP・ジュニオールがシュートを放たれるが、西川の好セーブでピンチを凌いだ。
 
 何とかスコアを維持すると、浦和は徐々にペースを取り戻す。ゴールに向かう姿勢を見せ、シュートで終わる場面が増える。なかなか追加点を奪えずにいたが、75分に長澤和輝がミドルシュートを放つと、GKが弾いたところにU-20代表の橋岡が詰めて待望の2点目を奪った。これで勢いに乗ると、試合終了間際の88分に再び橋岡がネットを揺らして勝負あり。浦和が3-0で勝利し、2年ぶりのアジア制覇に向けて好スタートを切った。

【ACL PHOTO】浦和 3-0 ブリーラム|槙野が決めた~!!新加入選手も活躍し公式戦4試合目で快勝!
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