2021年まで2年間の延長にサイン
ドイツ2部のザンクトパウリに所属している宮市亮が、契約を更新したとクラブが公式サイトで正式に発表した。契約帰還は、2021年6月30日までとなっている。
2015年にアーセナルからザンクトパウリへ移籍した宮市は、左右の膝前十字靭帯断裂という大怪我を負ったが、18年9月のインゴルシュタット戦、いきなり決勝点を挙げるという劇的な形で、1年4か月ぶりに戦線復帰を果たした。そこから今シーズンは、16試合に出場して3ゴールという結果を残している。
契約更新に当たり、ザンクトパウリのウーベ・シュテファーSDは、「リョウは私たちとともに、厳しく暗い時を乗り越えて、一緒に支え合っている。リョウとの契約延長は、彼への高い評価と、信頼の表われに他ならない」と語った。
また、マルクス・カウンチンスキ監督は、「リョウはスピードに優れたアタッカーで、チームに完璧にフィットしている。そして常にポジティブで、どんなに困難な局面にも立ち向かう強さがある」と評している。
2015年にアーセナルからザンクトパウリへ移籍した宮市は、左右の膝前十字靭帯断裂という大怪我を負ったが、18年9月のインゴルシュタット戦、いきなり決勝点を挙げるという劇的な形で、1年4か月ぶりに戦線復帰を果たした。そこから今シーズンは、16試合に出場して3ゴールという結果を残している。
契約更新に当たり、ザンクトパウリのウーベ・シュテファーSDは、「リョウは私たちとともに、厳しく暗い時を乗り越えて、一緒に支え合っている。リョウとの契約延長は、彼への高い評価と、信頼の表われに他ならない」と語った。
また、マルクス・カウンチンスキ監督は、「リョウはスピードに優れたアタッカーで、チームに完璧にフィットしている。そして常にポジティブで、どんなに困難な局面にも立ち向かう強さがある」と評している。
そして、宮市本人はサポーターに向け、クラブの公式SNSを通じて契約更新を報告し、ドイツ語でメッセージを送った。
「いつも、サポートありがとうございます。ザンクトパウリは僕にとって、第2の故郷です。この街のことと、クラブのファミリー、サポーターを愛しています。これまで受け取った恩と信頼には、必ず恩返しするつもりです。道のりは険しくても、僕はこのクラブのために全てを捧げ、頑張ります」
この動画に対し、サポーターは「僕らも君をファミリーだと思ってる」「愛してるよ、リョウ!」「上手くいくように祈ってるよ」と温かい言葉で応じ、契約延長を歓迎している。
ザンクトパウリは、24節を終えたブンデスリーガ2部で4位につけており、昇格の可能性を残している。3月10日には、酒井高徳、伊藤達哉が所属するハンブルク(2位)との直接対決が控えており、「日本人対決」が実現するかも注目される。
果たして来シーズン、1部で宮市の勇姿を見ることができるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部