GKの弾いたボールを反応良く詰める

リーガでは9試合目、公式戦では11試合目でのゴール。昨シーズンはレンタル先のマッテルスブルク(オーストリア)で8点を挙げた奥川は、どこまで数字を上げていけるか!? 写真は21節マクデブルク戦。 写真はクラブ公式ツイッターより
2月23日、ブンデスリーガ2部の第23節が行なわれ、ホルシュタイン・キールの奥川雅也が自身の初ゴールを含めて2ゴールに絡む活躍を見せ、ボーフム相手に3-1の勝利に貢献した。
まず30分、右サイドで縦パスを落とすと、これは相手のボーフムのバウムガルトナーに拾われるも、ミューリンクがうまく奪ってドリブルで運び、先制ゴールを奪った。
まず30分、右サイドで縦パスを落とすと、これは相手のボーフムのバウムガルトナーに拾われるも、ミューリンクがうまく奪ってドリブルで運び、先制ゴールを奪った。
そして2-0のリードで迎えた42分、セッラがゴール前に入れたシュート性のクロスをGKリーマンが弾いたところを反応良く詰め、追加点をチームにもたらした。
昨夏にオーストリアのレッドブル・ザルツブルクからレンタルでキールに加入した奥川は、ここまでリーガ8試合に出場し、FWとして随所で印象的なプレーを見せてきたものの、なかなかゴールに絡むことができずにいたが、負傷が癒えて3試合ぶりに先発出場を果たした今節、ようやく目に見える結果を残した。
産みの苦しみを乗り越えたことで、奥川ここから得点を積み重ねていくことができるか、非常に楽しみになってきた。
なお、前節終了時点で7位だったキールは、勝点6差の8位ボーフムの敵地で3-1の勝利を飾り、暫定で5位まで浮上。次節は2位のウニオン・ベルリンと対戦する。