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21世紀のプレミア制覇チームにはフランス人選手がいる――リバプールは“不都合なジンクス”を打ち破れるか!?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月27日

昨夏のフェキル獲得断念の影響は!?…

第27節を終えて首位に立つも、2位のペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティとの勝点差はわずか1となっている。 (C)Getty Images

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 リバプールは昨夏、リヨンからナビル・フェキルを獲得するに至らなかった。このことが、プレミアリーグのタイトル争いに影響するのではないかと注目されている。なぜなら、フェキルがフランス人だからだ。

 英紙『Daily Mail』は2月26日、21世紀に入ってプレミアリーグを制覇したチームには、つねにフランス人選手が所属していたと指摘した。

 21世紀最初のシーズンとなった2000-01シーズン、優勝したマンチェスター・ユナイテッドには、ミカエル・シルベストルやファビアン・バルテズが所属。翌シーズンの覇者アーセナルには、ティエリ・アンリやパトリック・ヴィエラ、ロベール・ピレスといった「フランス組」が在籍していた。

 両チームはその後の2シーズン、タイトルを1つずつ分かち合っている。

 ジョゼ・モウリーニョの指揮で04-05シーズンから2連覇を遂げたチェルシーには、クロード・マケレレやウィリアム・ギャラスが所属していた。その後、王座を奪還して3連覇したユナイテッドにも、パトリス・エブラやルイ・サハといったフランス人選手たちがいた。

 09-10シーズンに王座返り咲きを果たしたチェルシーにはフローラン・マルダが、翌年の覇者ユナイテッドにはエブラが在籍。11-12シーズンに戴冠したマンチェスター・シティには、サミア・ナスリがいた。エブラとナスリは、その後の2シーズンで再度トロフィーを手に入れている。

 14-15シーズン、モウリーニョの下で再びタイトルを手にしたチェルシーには、ロイキ・レミやクルト・ズマが所属していた。続く2シーズンは、エヌゴロ・カンテがレスターとチェルシーで“個人連覇”を果たしている。

 そして、昨シーズンの王者シティにも、エメリック・ラポルト、エリアキム・マンガラ、バンジャマン・メンディといったフランス人選手たちがいた。彼らは今シーズンも、シティに在籍している。

 一方、リバプールにはフランス人選手がひとりもいない。サポーターにとっては、嫌なデータだろう。ユルゲン・クロップ監督はこの”ジンクス”を覆すことができるか。

 プレミアリーグは残り6試合。2位のシティにわずか勝点1差で首位に立つリバプールは、現地時間27日に行なわれる第28節でワトフォードをホームに迎える。
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