次節はライバルとの「本当に負けられない」直接対決
原口元気と浅野拓磨が所属するハノーファーは、ブンデスリーガ第23節に長谷部誠擁するフランクフルトと対戦した。
前節、ホッフェンハイム戦(0-3)で不甲斐ない戦いぶりを見せてしまったハノーファーとしては、この試合で何とか、戦う姿をファンに見せなければならなかったハノーファーは。前半こそ健闘したが、後半開始から5分に失点すると、そこから立て直すことができず、最終的に0-3で敗れた。
前半の全体的な動きは悪くはなく、連動した積極的なプレスでうまくボールを奪い、細かいパス交換から良いところまでボールを運ぶシーンも見られた。
前節、ホッフェンハイム戦(0-3)で不甲斐ない戦いぶりを見せてしまったハノーファーとしては、この試合で何とか、戦う姿をファンに見せなければならなかったハノーファーは。前半こそ健闘したが、後半開始から5分に失点すると、そこから立て直すことができず、最終的に0-3で敗れた。
前半の全体的な動きは悪くはなく、連動した積極的なプレスでうまくボールを奪い、細かいパス交換から良いところまでボールを運ぶシーンも見られた。
右WBとしてフル出場した原口は、「前半は悪くなかったし、しっかり戦えていたんじゃないかな。最後のクオリティーのところで、点が入らなかったり、逆にカウンターで危ないシーンが何個かありましたけど、前節よりはアグレッシブに戦えていたかなと思います」と語るように、少なからず手応えを感じていた。
だが、50分にヨビッチのスルーパスで抜け出したレビッチに均衡を破るゴールを決められると、ゲームのパワーバランスを完全に明け渡してしまう。「先に点を取られると、どうしてもチームとして一気に、自信みたいなものが、張り詰めていたものが、プツンと切れてしまう感じはした」と、原口も残念そうに振り返った。
動きが目に見えて少なくなってきたハノーファーのなかで、原口は最後まで激しく競り合いに行き、マイボールになると、何とか前に持ち運ぼうという姿勢を見せていた。「気持ちどうこうだけで、うまくいくものでもない」という原口は、厳しい現状から、次に向けてどうすればいいか、チームに何が必要かを聞かれると、次のように答えた。
「戦術的なこと、相手に対してどうやるかというのを、もう一回、さらに細かく(やっていく)。結果は出てないですけど、チームとしては、細かくやるとか、ちょっとしたことを詰めていくというのはできてきているので、そこをもっとしっかりやること。諦めずに細かく準備すること。自分自身は、しっかり気持ちを持って戦うしかない」
次節は、残留を直接争う16位シュツットガルトとの対戦だ。勝てば、自動降格圏を抜け出すことができる。
「ここ2試合、相手が非常に良いチームで、どうしても個々の部分で負けてしまうところがあって厳しかったですけど、次の試合(シュツットガルト戦)は、自分たちにとって最後のチャンスだと思っているし、そこで勝つことによって、もう一回上に行きたいと。次は本当に負けられない」
やれることを全てやり、大事な試合に向けて可能な限りの準備をする。あとは全力で立ち向かい、チーム一丸となり、必要な勝点3を奪いにいく。