【神戸】Jデビュー戦でビジャが掴んだ「ポジティブな手応え」と「重要な課題」

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年02月23日

「多くの時間でゲームをコントロールしながらプレーできた」

Jデビューを果たしたビジャ。圧巻のドリブルを披露するも無得点に終わった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ1節]C大阪1-0神戸/2月22日/ヤンマースタジアム長居
 
 今季ヴィッセル神戸に加入した、元スペイン代表FWダビド・ビジャが、セレッソ大阪との開幕戦でついにJデビューを飾った。

 左ウイングでフル出場したものの、チームは0-1で敗れ、ビジャ自身もノーゴールに終わった・とはいえ、圧巻だったのがその切れ味鋭いドリブルだ。17分に相手3人をいとも簡単にかわしてシュートまで持ち込めば、21分にも巧みなダブルタッチでDFを置き去りにしてエリア内に侵入。度々ゴールに迫り、ワールドクラスの実力を見せつけた。
 
 ビジャ以外にも山口蛍、西大伍、初瀬亮ら新加入組はスムーズにフィットしている印象で、チームのパフォーマンスも決して悪くはなかった。昨年から取り組んでいるポゼッションサッカーは確実にスケールアップしており、C大阪戦で見せた、ビジャとルーカス・ポドルスキの両翼を活かした推進力溢れるサイドアタックも、見応えがあった。
 
 実際、データサイト「Opta」によれば、この日のポゼッション率は62.3%と大きくC大阪を上回っている。
 
 試合を終えたビジャも、以下のように手応えを語っている。
 
「自分たちが多くの時間でゲームをコントロールしながらプレーできたが、前半にあったいくつかのチャンスをしっかりモノにできなかった。それが今回の試合では上手くいかなかったこと。失点もコーナーキックのひとつのミスによって奪われてしまった。結果として敗戦という形になってしまったが、自分たちのアイデンティティとサッカーの姿勢はこのまま信じるべきだ。次の試合に向けて、ポジティブなものがたくさんあった」
 
 主導権を握りながらゲームを運んでいたからこそ悔やまれるのが、フィニッシュの精度を欠いた点。11本のシュートを放ちながらもなかなか枠を捉えられず、最後まで奮闘したC大阪守備陣を崩し切れなかった。
 
 試合後に、フアン・マヌエル・リージョ監督は「特に前半と後半の25分間についてはゴール前に近いところでプレーできていた。最後の最後で決め切るところが唯一できなかった」と述懐している。
 
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