リッピにはアドバイザー的な役割を託すとも。
アジアカップ準々決勝でイランに敗れ、ベスト8で散った中国代表は、マルチェロ・リッピ監督が退任した。イタリア代表を2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)優勝に導いた名将は、母国に戻りたいとの希望を明かしていた。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、中国サッカー協会はリッピの後任にもイタリア人監督を招く考えのようだ。その人物とは、リッピの下でドイツW杯を制し、トロフィーを掲げた当時の主将、ファビオ・カンナバーロだ。まだ正式なコンタクトはないものの、近いうちに打診するとみられている。
リッピからカンナバーロへのバトンタッチは、すでに中国で実現したリレーだ。2014年11月、広州恒大の指揮官を退任したリッピの後任を務めたのがカンナバーロだった。その後、2015年6月に退任したカンナバーロだが、2017年に再び広州恒大に戻っている。
広州恒大はリッピ時代に国内リーグやアジア・チャンピオンズ・リーグを制しているが、カンナバーロの下ではリーグ制覇がなく、アジア王者にも輝けていない。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、中国サッカー協会はリッピの後任にもイタリア人監督を招く考えのようだ。その人物とは、リッピの下でドイツW杯を制し、トロフィーを掲げた当時の主将、ファビオ・カンナバーロだ。まだ正式なコンタクトはないものの、近いうちに打診するとみられている。
リッピからカンナバーロへのバトンタッチは、すでに中国で実現したリレーだ。2014年11月、広州恒大の指揮官を退任したリッピの後任を務めたのがカンナバーロだった。その後、2015年6月に退任したカンナバーロだが、2017年に再び広州恒大に戻っている。
広州恒大はリッピ時代に国内リーグやアジア・チャンピオンズ・リーグを制しているが、カンナバーロの下ではリーグ制覇がなく、アジア王者にも輝けていない。
だが、リッピの後ろ盾があれば、カンナバーロも仕事がしやすいかもしれない。中国メディアの報道として『Gazzetta dello Sport』紙が伝えたところによれば、中国サッカー協会はリッピにいわゆるアドバイザー的な役割を託し、今後のプロジェクトにも関わってもらう考えだという。
代表監督としてではなく、愛弟子カンナバーロらにアドバイスするポジションであれば、リッピも選手を選考したり指導する必要がなく、長く中国で生活しなくて済むということだろう。
中国代表のW杯出場は2002年の日韓大会のみ。2022年のカタール大会で5大会ぶりの出場をめざす中国代表は、今後もイタリア色で戦っていくのだろうか。
代表監督としてではなく、愛弟子カンナバーロらにアドバイスするポジションであれば、リッピも選手を選考したり指導する必要がなく、長く中国で生活しなくて済むということだろう。
中国代表のW杯出場は2002年の日韓大会のみ。2022年のカタール大会で5大会ぶりの出場をめざす中国代表は、今後もイタリア色で戦っていくのだろうか。