【大会総括】大きく異なった準決勝と決勝の出来。大迫依存症という悪癖も顕著に|アジア杯

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年02月03日

準優勝という悔しい結果に終わる

アジアカップの決勝でカタールに敗れ、準優勝に終わった日本。課題と収穫が見えた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 吉田麻也が天を仰ぎ、長友佑都が呆然と立ち尽くし、南野拓実はピッチに座ったまま動かない。決勝でカタールと対戦した日本は1-3で敗れ、UAEで開催されたアジアカップは準優勝という結果に終わった。
 
 大会前には浅野拓磨、中島翔哉、守田英正が怪我でメンバーから外れ、大会中には青山敏弘が負傷離脱。エースの大迫勇也も右臀部の痛みで3試合をベンチから見守るなど苦しい台所事情を強いられたなか、チームはしぶとく勝ち上がってみせた。
 
 特に今大会のベストと言える内容を見せた準決勝のイラン戦のパフォーマンスは評価できるものだった。「僕らが本物だと示せました」と長友佑都が自画自賛したように、吉田麻也、冨安健洋を中心とした守備陣が、相手エースのサルダル・アズムンを擁するイランの攻撃陣をシャットアウトし、攻撃では大迫勇也と南野拓実の2トップが好連係から2ゴールを奪って3-0で快勝。
 
 経験豊富なメンバーが揃う最終ラインを軸に全員が高い守備意識を持ち、攻撃は速いパス回しで局面を打開。現時点での指標となる戦い方を見せ、アジア勢に対して39戦無敗だった今大会の大本命イランを破り、決勝進出を果たしたのだ。
 
 もっとも決勝のカタール戦では大きな課題が残った。森保一監督は“柔軟性”をテーマにチーム作りを進めてきたが、タイトルのかかった重要な一戦では「相手が4バックか5バックか、どちらで来るか分からない状況のなかで、自分たちが後手を踏んでしまった」(大迫)と、相手が5-4-1のシステムを組んできたなか、日本はその対応に手こずり27分までに2失点。
 
 森保監督が選手に求めてきた「どういう流れになっても対応力、修正力を持って戦う」というやり方が機能せず、指揮官自身も試合中に修正を施すことができなかった。
 

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