「文字通りの完勝」「日本は負けるはずがない!」英国誌記者が森保ジャパンのアジア杯優勝を確信!

カテゴリ:日本代表

マイケル・プラストウ

2019年01月30日

1点目はサッカークリニックの少年たちへの見本になるゴール

決勝進出を決めて喜ぶ日本の選手たち。攻守両面で盤石の戦いぶりを見せた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 どうやら、今の日本代表は相手が強ければ強いほど、自分たちの真の実力を発揮できるチームのようだ。強豪イランに勝ったこと自体に驚きはないが、なんとまさか3対0の大勝とは――。3得点を奪った攻撃も見事だったし、それ以上に0失点で抑えた守備も見事だった。もちろん、決勝戦で優勝を手にできるのかどうかは分からないが、日本はすでにこの大会を通じて、大きな収穫を得た。アジア最強と言われたイランから完勝をもぎ取る強さを見せたし、それは当然ながらチームやサポーターの意識を非常に高いレベルにまで引き上げたはずだ。
 
 今大会、準々決勝までの日本代表の5連勝はすべて、僅差での勝利となった。しかし、これはいたって普通のことだ。一方で、初めて強豪相手とやると、攻撃的なリズムを生み出しやすく、攻撃するスペースも空いてくる。これもよくあることだ。イラン戦ではじりじりとした展開が続く時間帯もあったが、日本は常に果敢にアタックし、粘り強い守備を見せ、最終的には完勝を収めた。
 
 イラン戦は立ち上がりから、これまでの試合とは趣が異なった。キックオフ直後から、日本は素早いボール回しと高いポゼッション率で主導権を握った。ベトナム戦でも見せたように、CKから吉田がヘディングで狙い、堂安もドリブル突破から積極的にシュートを放っていった。しかし、そのスピードとリズムは断然、今回のほうが上だ。
 
 前半中ごろ、権田のパスが乱れてイランに最初のチャンスを与えてしまった。ベトナム戦でも見られたミスだったので、ちょっとしたデジャブ感があった。それをきっかけに一時的にイランのペースになった。ロングボールやロングスローには最大限の警戒が必要となった。しかし、日本の堅守にほころびはなく、富安らの確実な競り合いやカットでピンチの芽は未然に摘み取られた。前半が終わった段階で、スコアはまだ動いていなかったが、日本にとってはほぼゲームプラン通りだっただろう。
 
 イランもこれが分かった。だから、後半に入って攻撃にますます力をかけたのだが、結果的に日本の攻撃陣にスペースを許すこととなった。1点目のゴールは、サッカークリニックの少年たちへの見本にもなるようなゴールだった。南野はいったん転倒するも諦めずに走り、ピンポイントクロスを供給。さらに大迫の完璧なタイミングでのフィニッシュがあった。一方で、イラン守備陣にはまるでコメディのような甘さがあった。あろうことか、5人がボールとは逆の方向を見ていたのだ!

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