浅野、原口所属のハノーファーが監督解任…後任候補にはスロムカ、ドル、マガトの名が!

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月28日

ドルトムントに大敗した翌日の発表

5点大敗には指揮官も渋い表情。クラブ側から与えられたラストチャンスでも大敗を喫してしまい、解任の憂き目に……。 (C) Getty Images

画像を見る

 現地時間1月26日に行なわれたブンデスリーガ第19節でドルトムントに1-5と大敗したハノーファーは翌27日、アンドレ・ブライテンライター監督の解任を発表した。

 ハノーファーは現在、2勝5分12敗という成績で、自動降格圏の17位と低迷している。ドイツのサッカー専門誌『kicker』によれば、18節でブレーメンに0-1で敗れ、ホームで4連敗を喫したところで解任が確実視されていたが、あと1試合は様子を見ようという結論に達した。しかし、運命のドルトムント戦は……。

 ハノーファーの公式サイトにおいて、クラブマネジャーのホルスト・ヘルトは以下のように声明を発表している。

「アンドレと私の間には強固な信頼関係があり、長年お互いに協力してきた。この決断はクラブにとって、そして私自身にとっても、非常に困難な決断だった。

 ウインターブレークを挟み、チームが彼の下で懸命に努力してきたことは知っている。だが、それが思うようにうまくいかなかった。そこで、チームを1部に残留させるため、この決断に至った」

 2017年から指揮を執ったブライテンライター監督は、ハノーファーの1部昇格に貢献し、昨シーズンは13位でチームを残留させた。今シーズンは怪我人が頻発した不運もあり、思うようなチーム形成が叶わなかったことも不調の原因と指摘されている。

『kicker』によれば、後任には、ハノーファーを率いたことがあるミルコ・スロムカ、ドルトムントなどドイツのクラブで監督を歴任したトーマス・ドル、そして可能性は低いとしながら、かつてバイエルンを優勝に導いたフェリックス・マガトの名前も挙げている。

 今回の監督交代は、同クラブに所属する日本人選手の原口元気、浅野拓磨の起用にも大きく影響することが予想される。

 怪我で長らく戦列を離れていた浅野は、ドルトムント戦(途中出場)で復帰したばかり。原口はアジアカップ出場中で、大会終了後に新体制のハノーファーに合流することとなる。
【関連記事】
【ブンデスリーガ後半戦展望】勢いのドルトムントか、経験のバイエルンか
「強気でいかないと」 原口元気もプラス思考! 吹っ切れたハノーファーの逆襲が始まる!? 【現地発】
「勝つための手段を僕は選ばない」自我を捨ててチームのために献身した原口元気の想い|アジア杯
「会って話せて嬉しかったなー」香川、宇佐美、浅野のブンデス3戦士が合宿先で豪華3ショットを披露!
「若い頃に戻りたいか?」 ドイツ紙の問いにフランクフルト長谷部誠が「ノー」と答えた理由

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ