名手ロッベンと堂安律がチームメイトに!?「実にロマンティックな選択だ」と蘭紙が期待

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月05日

故郷フローニンヘンに新居を建てたとも

バイエルン退団後のロッベン(左)がオランダに戻るとすれば、その行き先は生まれ故郷のフローニンヘンか。となれば堂安(右)と……。(C)Getty Images

画像を見る

 10年に及ぶバイエルン・ミュンヘンでの日々にピリオドを打ち、今シーズンいっぱい(2019年6月末)で退団すると発表したアリエン・ロッベン。元オランダ代表MFが現役を続行するのか、あるいはスパイクを脱ぐのかは現時点で定まっていない。34歳ながらパフォーマンスに錆び付きは感じられないため、まだまだトップシーンで活躍できるとの見立てが大半を占めている。

 そんななか、母国オランダの全国紙『Volkskrant』が「アリエン・ロッベンはフットボールの旅を続けるのか?」と銘打った特集記事を掲載。長くロッベンを取材し続ける看板記者のヴィレム・ヴィセルズ記者が独自の見解を示しながら、4つの新天地候補を挙げた。

 
 メジャーリーグサッカーに属するトロントFC(カナダ)、ロッベンの恩師であるジョゼップ・グアルディオラが監督を務めるマンチェスター・シティ(イングランド)、ヴィッセル神戸をはじめ、ダビド・ビジャが新天地を求めていまや欧州でも話題の的となっているJリーグ。そして最後の4つ目に取り上げたのが「オランダへの復帰」で、同記者はフローニンヘンが有力だと書き綴っている。

「もしロッベンがオランダに戻るとして、論理的に考えるならば、行き先はPSVが有力だろう。監督のマルク・ファン・ボンメルは彼の旧友であり、なくはない話だ。だが私はもうひとつのロマンティックなオプションを信じる。それはフローニンヘンへの帰還だ」

 ロッベンはフローニンヘン郊外のベドゥムという小さな町の出身。FCフローニンヘンは彼がユース時代を過ごし、わずか16歳でプロデビューを飾った思い出深いクラブだ。18歳だった2002年にPSVに引き抜かれ、以降はチェルシー、レアル・マドリー、バイエルンとメガクラブを渡り歩いた。いわばオランダ北部の古豪は、彼の原点とも言える場所なのだ。

 ヴィセルス記者はこう続ける。嘆願にも近い、熱いメッセージだ。

「彼は最近、故郷のフローニンヘンに新しく家を建てた。もしクラブに帰還すれば、若い頃のように自転車で練習に通うことができるだろう。もちろん今も昔もフローニンヘンは、アヤックスやPSV、フェイエノールトように栄華を極められるチームではない。ただ彼らはエールディビジ(1部リーグ)に居続け、独特の異彩を放つ魅力的なクラブだ。ロッベンはフローニンヘンに戻ってきても、なにかドデカイことをなし遂げる必要はない。待ち焦がれたサポーターたちの前で、その雄姿を見せるだけでいい。シーズンチケットは飛ぶように売れ、スタジアムは毎試合のように満員札止めとなるだろう。その最高の雰囲気のなかで、ロッベンの“最初のドリブル”にファンは狂喜乱舞するのだ」
【関連記事】
「中国と中東には行かない」バイエルン退団を決めたロッベンが断言。ではJリーグ参戦の可能性は…
「誰だってミスはするもの。でも…」絶好調・堂安律の心優しき“格言”にファンが賛辞!
Jリーグにやって来る次なる大物助っ人は誰だ!? 要注目の「移籍金ゼロ円」選手たちを一挙掲載!
「日本は上質な競争の場だ」名物記者がロッベンの新天地有力候補に“Jリーグ”をチョイス!
「美しすぎる!」「まるでK-POPアイドル」韓国女子代表のビーナス、イ・ミナがまさかの制服姿で京都旅行!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ