今シーズンのマンCから3ゴールを奪った唯一のFW
チャンピオンズ・リーグのグループステージ第5節で、欧州屈指の戦術的完成度と攻撃力を誇るマンチェスター・シティと互角に渡り合ったリヨン。2-2で終わったその試合で鮮烈なインパクトを残したのが、リヨンのコートジボワール代表FW、マクスウェル・コルネだ。
55分、右サイドでボールを収めると、マーカーのオレクサンドル・ジンチェンコを剥がして左足で強烈なミドルシュートを叩き込む。さらに81分には、鋭い動き出しでメンフィス・デパイのラストパスを引き出すと、寄せてきたエメリック・ラポルトの当たりにも屈せず左足を振り抜き、GKエデルソンの脇を抜いて2点目を突き刺した。
83分にセルヒオ・アグエロのヘッドで同点に追いつかれ、試合は惜しくも引き分けで終わったが、プレミアリーグでいまだ5失点と鉄壁を誇るマンCから1試合で2ゴールを奪った事実は、コルネの能力の高さを示す何よりの証だろう。
55分、右サイドでボールを収めると、マーカーのオレクサンドル・ジンチェンコを剥がして左足で強烈なミドルシュートを叩き込む。さらに81分には、鋭い動き出しでメンフィス・デパイのラストパスを引き出すと、寄せてきたエメリック・ラポルトの当たりにも屈せず左足を振り抜き、GKエデルソンの脇を抜いて2点目を突き刺した。
83分にセルヒオ・アグエロのヘッドで同点に追いつかれ、試合は惜しくも引き分けで終わったが、プレミアリーグでいまだ5失点と鉄壁を誇るマンCから1試合で2ゴールを奪った事実は、コルネの能力の高さを示す何よりの証だろう。
そのマンCを下した開幕節の一戦においても、実は値千金の先制ゴールを26分に決めているコルネ。堅牢を築く今シーズンのマンCから一人で3点を奪っている選手は、この22歳の若きFWが唯一である。まさに「マンCキラー」と評せる活躍ぶりだ。
水準以上のパワーとテクニックに、パンチの利いた左足のキックを兼ね備え、独力で大きな違いを生み出せるコルネはしかし、今シーズンのリーグ・アンでは先発出場が一度もなくゴールもわずか1点のみ。まずは所属するリヨンで定位置を確保することが当面の課題ながら、ポテンシャルの大きさはマンCとの2試合で証明してみせた。
今シーズン中に本格ブレイクを遂げる可能性を秘めた超逸材であることは間違いない。