昌子源が歓喜の涙とともに激白!! アジア初制覇に「このタイトルだけは本当に欲しかった」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月11日

悲願達成の先には“リベンジの舞台”が待つ!

悲願達成への熱い想いを語った昌子。その目には涙が光っていた。写真:徳原隆元

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[ACL決勝]ペルセポリス0-0鹿島/11月11日/アザディ・スタジアム
 
 悲願のアジア初制覇に、鹿島のゲームキャプテンを務めたDF昌子源の目にはうっすらと光るものがあった。
 
 公式収容人数を大きく上回る10万人が入った完全アウェーの大一番。2点のビハインドを負うホームのペルセポリスが序盤から猛攻を仕掛け、鹿島はしばらく耐える時間を余儀なくされた。
 
 しかし、劣勢にあってもディフェンスリーダーの昌子は冷静に戦況を見つめていた。
「試合の展開的にかなりロングボールが多かったので、ウチが点を獲るのが少し難しいかなということを考えていて、やっぱり後ろがしっかり責任を持って身体を投げ出さないとっていうのを自分自身、前半の早い段階で思っていた」
 
 そして、敵地での第2戦を狙い通りの無失点で切り抜けた鹿島が初のアジアタイトルを手中に収めた。ピッチ上で歓喜を爆発させる選手たちや大岩剛監督の目には涙が浮かんでいた。
 
 クラブ初の悲願達成の想いを昌子が熱く語る。その目にはやはり涙があった。
「本当に去年は悔しい想いをした。このタイトルだけは本当に欲しかったし、(リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯、ACLの)4つ目指していた中で2つ失って、20冠目でこうしてACLを獲れるというのも、すごく自分の中でも鹿島にとっても縁だと思う。このタイトルを全員で分かち合えればなと思います」
 
 昨年のACLでは決勝トーナメント1回戦で広州恒大に2戦合計2-2ながら、アウェーゴール数の差で悔しい敗戦を喫していた。今年はその雪辱を果たすとともに、記念すべきクラブ20冠を悲願のアジアタイトル獲得で達成した。
 
 しかし、“悲願達成”で物語は終わらない。アジアタイトル獲得の先には“リベンジの舞台”も待っている。12月のクラブワールドカップでは、2016年の同決勝で延長にもつれ込む熱戦を演じながらも苦杯を喫したレアル・マドリーに再挑戦できるチャンスがあるのだ。大会への意気込みを問われた昌子は「僕らにとってはリベンジの舞台ですし、しっかり頑張りたい」と、2年越しの世界の舞台へ決意を示した。
 
 クラブワールドカップは12月12日からUAEで開催。準々決勝から登場する鹿島は、15日に北中米カリブ海王者のグアダラハラ(メキシコ)と対戦する。これに勝利すれば、19日の準決勝でレアル・マドリーとの再戦が叶う。
 
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