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開幕2連敗でも本田圭佑への信頼は揺るがず。メルボルン指揮官は「ケイスケは傑出した存在だ」

カテゴリ:海外日本人

植松久隆

2018年10月29日

本田を含めて右サイドからの攻撃は大きな武器になる予感

2節のパース・グローリー戦では2アシストを記録したが、チームを勝利には導けなかった。(C)Getty Images

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「なかなか、思うようにいかないな」。試合の終了のホイッスルをピッチ上で聞いた時に本田圭佑の脳裏には、そんな思いがよぎったのだろうか。開幕戦の名刺代わりのゴールに続き、この日もチームの攻撃の中心としての安定感を見せた本田は、2アシストと個人としての目に見える「結果」を出した。
 
 それでも、チームは勝ちきれずに2連敗。まだ開幕2戦目ではあるが、昨季のチャンピオンは10チームの順位表の10番目、すなわち最下位に位置する。これは、マーキー・プレーヤーとしてチームを勝利という「結果」に導く責務を背負う本田にとって気分がよいものではない。
 
 この日の本田は、26日の練習中に味方との接触で軽い打撲を負いコンディションが心配されたが、前日の会見でケビン・マスカット監督が「まったく問題ない。先発でプレーするよ」と予告先発をしていたとおりに、開幕戦と変わらぬメンバー、フォーメーションの同じポジションで先発。左腕にはキャプテンマークがしっかりと巻かれており、見た目には怪我の影響はまったく感じられなかった。
 
 8分、立ち上がりの時間でいきなり虚を突かれて先制ゴールを許したメルボルン・Vは、続いて23分にも最終ラインの裏をつかれて失点といきなり2点のビハインドを背負う苦しい展開。となったそれでも、本田が何度かいい形を演出して反撃の糸口を探りつつ前半を終了。
 
 後半に入って、明らかに動きが良くなったメルボルン・Vは48分、右サイドからの本田のパスを受けたMFテリー・アントニウスが左足を振り抜きゴールを決める。しかし、この後、FWケン・アジウ、DFゲオルグ・ニーデマイヤーと相次いで怪我での交代を強いられ、予期せぬ形で2枚の交代カードを切る大誤算で、大いに反撃の気勢を削がれてしまった。
 
 それでも、87分、本田の左CKをヘッドで叩き込んで試合を振り出しに戻したのは、開幕戦での本田ゴールを演出したDFストーム・ルーだ。ここ2戦で、2人は程よい距離感での好連係を見せて、何よりも結果をゴールという形で示しているのは好印象。この関係性がさらに深まれば、右FWのニュージーランド代表コスタ・バルバローシスも加えた右サイドからの攻撃は大きな武器になる予感が漂う。
 
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