アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）は10月24日、鹿島アントラーズと水原三星（韓国）の準決勝第２戦が、韓国の水原ワールドカップスタジアムで行なわれた。

　ホームでの第１戦を３-２で勝利した鹿島だが、勝利の立役者となった内田篤人は怪我で欠場。そのほかにも遠藤康、中村充孝といった主力が不在の布陣となった。

　鹿島は引き分け以上で決勝進出が決まる試合。先制点は25分、セルジーニョのFKから山本脩斗が倒れ込みながらヘディングシュートを決めた。しかし後半に入ると、水原の反撃を受け、52分、53分に立て続けに失点し逆転を許す。

　しかし65分、西大伍のゴールで２-３と１点差に追いつき、82分にはセルジーニョのダメ押しゴールで３-３。トータルスコアで勝ち越しに成功し、このまま鹿島が逃げ切って、ACL初の決勝進出を決めた。

　試合の展開としては後半いきなりの失点にツイッター上でも動揺が走ったが、逆転劇には諸手を挙げて喜びの声で溢れた。また、試合の締め方には”鹿島る”といった独自のネット用語も飛び出し、決勝進出を決めたチームを称えていた。いくつかピックアップして紹介しよう。

「完全に押されっぱなしの状況でこれ何とか押し返さないと終わるぞ鹿島」
「守備崩壊しちゃってるやん 立て直せるかな」
「焦るな！まだまだ時間はある！」
「鹿島、15分間で3点は、さすがにとられ過ぎやろ…」
「昌子が完全に狙われてる…」
「西ーーーーー！！ これぞ切り札！」
「これでどうなった？ガチリアル同点」
「水原全体の集中力が凄まじいな」
「西大伍のセクシーショットが飛び出すとは」
「絶対勝つ！！ 気持ちが強い方が勝つ！！ 勝つ！」
「神様！仏様！セルジーニョ様！！」
「セルジーニョ神すぎる!!」
「鹿島すげえ、追いついた！」
「スンテ神、再び！優磨、”鹿島る”！」
「ここで鹿島ればもううちの勝ち！」
「皆、正しい。死ぬ気で鹿島るだ。 皆めっちゃめちゃ頑張ってるけど、頑張れ」
「鹿島アントラーズ、よく戦ったな。次も頑張れ！」
「これは是非とも優勝して欲しいなあ」

　初の決勝進出、そしてアジア制覇へ。鹿島は念願のタイトルを手にすることができるだろうか。